12/13 買い物(水)

図書館にいて、一人がけのソファに座っている。
目の前に赤くて丸っこいスツールがあって、blenderでモデリングするならどうなるか考える。考えてみることができる。(見てるもの・起こってることを立体的に捉えたいと思いつつ、言葉のレベルで最近できてきていたけれど、文字通り立体的に捉えるようになるとは思ってなかったから可笑しい。)頭の中で自在に回転できるイメージ。

絵をたくさん描いていた頃と同じ感覚だ。3Dモデリングの発想と言語を獲得し始めて、思ったより思考が変わっているかもしれない。音楽理論を勉強してるときと同じ感覚だ。知らなかったルールで動く世界が突然現れると、その構造がそのまま思考のフォーマットとして利用可能になってしまう。
例えば短歌を作っているときに、ここに補色が欲しいだとか、ディミニッシュセブンスが欲しいだとか、ベベルをかけたいだとか、思えるようになっていく。いつかレゴをやったときは逆にレゴが短歌に見えてきて(※短歌がレゴに見えたのではない)意味不明な作品を作ったりした。あれ楽しかったな。

(書きながら、みんなの短歌が別の素材からできている感じがして「作風」とか「私性」にまでつながってきそうな気はしたけれど、)
とはいえそういうことを普段から考えるわけではない。利用可能な道具としてメタファーがあるだけで。というか下手に抽象して隠喩を持ってきて構造を当てはめると、例えば短歌自体の純粋な抽象を(下手すれば具体まで)傷つけることになる。
短歌はやけにシンプルで自由な構造をしてるからそこらへんがやりやすくて、同時に陥りやすい。

🛒

さて、買い物だ。
本当はどの時間帯に行けば安くなってるのかを検証しないといけないのに、行けるときに行ってるだけなのであまり意味がないように感じてきた。とはいえ行ってみます。

14時くらいだったけど、たぶん朝に陳列された分がまだまだ残ってて、肉はいくつかが2割引きされているだけだった。元値も高かったので何も買わないことにした。やっぱり売れ残りがはっきりしてきた夕方から閉店にかけていくのが一番いいんだろうな。
軟骨をどう料理しようかばかり考えている。唐揚げは面倒くさい

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