10/8 使いこなしたい

秋っぽい装いをしようと思ったら意外と春っぽくなってしまうのが難しいねこの季節。

「20度くらいの気温」が好きなのか「秋」が好きなのかははっきりしておいた方がいい。水筒を持って出かけることができた。

本能的かつ非言語的なコミュニケーションのうちに、「重心移動」も入っているとしたら?トリックアートの家で、壁が傾いていれば私達の身体も傾く。ホメオスタシスって知ってる?知らないと君は言う。自律的平衡作用のことだよ。

このあいだ、実家に帰ったら玄関の段差やトイレの電気の場所、物干し竿の高さ、冷蔵庫の規模、あらゆるものが我が家(つくばの一人暮らしの部屋)と違いすぎていることに驚いた。身体が家の形になっている、と思った。あくまで流動するのは暮らしではなく身体の方だ。
バイトしてるバーにあまり客が来ないので「お客さんの動線を考えて机の配置を変えてみよう」となったが、僕はまだそこに的確になれるほど身体が店の形じゃないと思った。

保冷できる水筒やタンブラーを夏に買って、僕の生活がある程度なめらかになって、身体もなめらかになった。そうして失っているものと得ているものがある。洗濯カゴは常に溢れているが、別により大きいカゴを買うとかはない。人生は洗濯の連続だ!

バーのバイト疲れたー。お客さんの視界に僕が入っているときに立ったり座ったり、忙しそうにしたりぼーっとしたりで、次の客の行動が変わってくる。もぞもぞしてる客に対して少し目を合わせる素振りを見せると、決心して注文するか目を逸らされるかされる。立っている位置、目線、動きの量、表情、そういうのだけで会話することもできる。念力だってチャクラだって馬鹿にできない。
ウエイターは常に客に応答できながら、常にその存在を意識させない、というアンビバレントな位置にいなければならない。
一挙手一投足を見つめ直す良い機会だね。

「使いこなせよ心と体!!」
小松海佑 銀兵衛の漫才『カニ』より

帰ったら小松海佑の新ネタ10本ライブがYouTubeにあがってて嬉しかった。

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