やっぱり輪作は必要!?「土を育てる」を読んで2022年秋冬の菜園を計画する
8月23日(月)🌥
朝がゆっくり始まり夜が急いで更ける。
風が少し乾いてきて
菜園にはスズムシやバッタが姿を表しはじめました。
短い夏が、もう終わろうとしているのを感じます。
とはいえ、まだまだ気温は高いため、秋冬野菜のタネまきピークはきておらず
のんびりとタネまきできるものからタネまきを始めました。
今日は、アブラナ科のタネまきを始める前に育てておきたい
赤カラシナと、ラストチャンスのニンジンのタネまきをしました。
夏が苦手なわたしは、早く夏が終わるのをただじっと耐えていたのですが
終わるなら終わるで、時間が過ぎる早さに少しさみしさを感じたりもします。
今日は、2022年、秋冬計画についてシェアしたいと思います。
ポイントは2つ。
多様性とカバークロップ(緑肥)です。
多様性を高める秋冬計画
2022年を総括するなんて気が早いかもしれませんが
暑い夏の間に読んだ「土を育てる」という本は、確実に今年読んでよかった本のベスト3に入るでしょう。
良い土を作る条件の一つに「多様性を高める」ことが大切だと書かれていいます。
もともと、無農薬、化学肥料なしで育てていたのもあり
コンパニオンプランツは意識していたのですが
この本によると植物の種類は7〜8種類に達すると植物同士の相乗効果が生まれるそうです。
7種類とはいわずに、自然には何百種類の植物が存在します。
より植物らしく、土が豊かであるにはこれを真似る必要があるのです。
多様性というのは、アロマやハーブも同じで、1種類よりブレンドする方が、効能に広がりが出るので、良いんですよね。
カバークロップを植えること
残りの1〜2種類は、雑草にお任せするとして
菜園計画に6つの野菜を記入する項目を作りました。
1つの畝に6種類でもかなり難しく感じ、まだメインの野菜しか埋めれていない場所もあります。
絶対組み合わせてはいけないもの(例えばマメ科とネギなど)に気をつけながら組み合わせていきたいと思います。
野菜以外にも紅花、コーンフラワー、ライ麦、オーツ麦、レンゲ草、ヘアリーベッチのタネを買い足しました。
本の中にカバークロップを野菜と一緒に育てると、水はけを良くするために暗渠を作るなどの対処療法をしなくても必ず水はけがよく水持ちの良い土を作ることができると書いてありました。
カバークロップを聴きなれた言葉に変えると「緑肥」です。
緑肥の代表であるイネ科+マメ科の組み合わせを畝にできるだけ取り入れること。
これも実施していきたい秋冬計画の1つです。
青枯病になったミニトマトの畝には、地中深くに根を伸ばすものを
こちらの記事(→ ミニトマト栽培2年連続枯れた原因は青枯病だった )に書いた、ミニトマトの青枯病の記事ですが
記事では、水捌けが原因だと答えを出しましたが
連作障害が有力だと今は思っています。
自然農は連作障害が起きにくいと多くの自然農をされている方が仰っているので、なぜ起きたのか。
わからない部分が多いですが
今、やっている太陽熱消毒に加え
水はけ改善に オーツ麦プラスクリムソンクローバー
1.5m以上根を伸ばすライ麦には地中深くに潜む青枯病を一掃してもらうと同時に
根粒菌を増やすお手伝いをしてもらうことにします。
「土を育てる」に、連作栽培のことを
と書いてありました。害虫たちが次に何が起こるのか分からない状態にしておくことが大切だと。
その考え方に納得がいったので、今後は自然農ですが栽培場所を少しずつずらしていきます。
まとめ
ということで、畑には多様性をさらに持たせることを意識していこうと思います。
きっと寒さが和らぐころ、わたしの菜園は色とりどりの植物たちで賑わっているでしょう。
楽しみです。