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Vol9 ソラマメのアブラムシ被害

花が咲き、受粉を完了させたら花は枯れ
実がつく。

野菜を育てる事は、花や木とはまた違っていて楽しいです。それに、収穫するという目標があるのも楽しさの一つですね。

今日は

ころの庭のソラマメの話です。

今、ころの庭の畑は、
夏野菜の準備をしているわけですが
秋に植えた「玉ねぎ ソラマメ」と「にんにく・イチゴ」が育っています。

いつものように、野菜の巡回をしていたところ
昨日までついていなかった
ソラマメ に大量のアブラムシが、、、、。

先週まで、雑草にはいたけれど
ソラマメ やイチゴにはついていなかったから
油断していました。

頼りにしている益虫であるてんとう虫もそこにはいるんですが、
てんとう虫もお手上げじゃないかというほど、アブラムシがたくさんいる状況。

アブラムシがつくと苗を吸って弱らせたり
アブラムシの噛み口から
ウィルスにかかってしまうことがあるそうです。
どんどんよわっていき枯れていく。
枯れてしまったら
また次の元気な苗にうつる。

しかも、1週間で900匹になるアブラムシ。
一度目をつけられたら、おしまいです。
しかもアブラムシは、ありを引き寄せます。
アリはアブラムシを敵から守り
新しい植物への移動を手助けしてくれます。
まさに、地獄のはじまりです_:(´ཀ`」 ∠):

ある人の「弱った野菜にアブラムシはくる
と書いてあるのをみて
私なりになぜ、アブラムシが大量についたのか考えてみることにしました。

アブラムシ被害状況

まず、アブラムシは苗のてっぺんの柔らかいところについています。
葉っぱが見えないくらいぎっしりと。

そして、玉ねぎ・ソラマメ の畝は2つあるのですが
1つの畝にアブラムシ被害は集中しています。

アブラムシがついた原因

まず、アブラムシがついている場所が頂上部の柔らかい部分でした。
ソラマメ は頂上の柔らかい部分を摘芯することで収穫量は増えるのと、アブラムシ予防にも繋がるそうです。

1つの畝アブラムシが集中しているのは理由がわかりません。
さらに調べてみるとアブラムシがつく原因として

窒素分が多い肥料を与えすぎ
これは無肥料野菜作りをしているので該当しなさそうです。

株間がせまく、密植状態
これは該当しないかなと思います。

画像1

写真のように、株間は結構離れていて風通しも良いはず。
ただ、無肥料無農薬の野菜作りは
組み合わせることで
相乗効果が期待できる野菜同志を植えるのですが
野菜の相性はもちろん
相性が抜群に発揮される距離というのも大切でなんですが、
玉ねぎとソラマメ の距離が
適切ではなかったというのは、
もしかしたら何らかの原因があるかもしれないです。

苗が弱っている
考えられることが1つあり。
2週間前に、風があまりにもつよくて
支柱を立てたことが原因ではないかと思います。
本来、支柱は苗を植えると同時に立てるなどしないと
根を傷つけてしまうのです。
ある程度大きくなってからの支柱立てで
根が痛んでしまって
結果的に弱ってしまった苗に
ついてしまったのではないかと憶測します。

恐怖のじゃが問題
vol.6で書いたように、じゃがいもを植えた跡地である可能性が高いこと
そのままネギなど植えてリセットせずに
今回ソラマメ 、玉ねぎを
植えているので、その影響があるかもしれません。
玉ねぎも実はあまり大きくなっていません
(これは株間の問題もあると思いますが)

アブラムシ対策

こまめに観察して、被害が大きくなる前に
取ってしまうのが一番早くて確実。
ただ、今回のように発生してしまった場合無農薬でどう乗り切るかまとめてみます。

●手動でとる
手や歯ブラシ、粘着テープなどでとるのが確実です。
どちらかというと、初期段階で使える手段のようです。

●てんとう虫の力を借りる
てんとう虫を捕獲してきて、食べてもらう。
てんとう虫1匹で10匹のアブラムシを食べてくれるそうです。
パッと見るかぎり5匹のてんとう虫を見つけたので
1日50匹のアブラムシを食べてくれるけど
1週間で900匹増えるらしいアブラムシ。この戦いどうみても敵いません_:(´ཀ`」 ∠):

●液体をかける
牛乳、レモン汁、木酢液、コーヒー、重曹、石鹸水など
をかけると良いそうです。
牛乳や石鹸水は植物にかけて乾いたら洗い流す必要があるなど
かなり手間がかかるようです。

●ハーブを植える
ナスタチウムやバジルはアブラムシを寄せ付けないそうです。
また、カモミールを植えることで益虫であるてんとう虫を呼び寄せてくれます。

実践

●1日目
摘芯し、手動でアブラムシをふるい落としました。
すぐに用意できた、お酢と酒を水で薄めてアブラムシ目掛けてスプレーしました。

●2日目
多少減っている気がするけど、アブラムシは相変わらず居座っています。
少し減ったアブラムシと共に、てんとう虫もいなくなっていました。

取り敢えず、サイドお酢スプレーしました。

画像2

ナスタチウムの苗を被害のある畝に2株植えました。
少し弱っている苗は、撤去しました。

**●3日目 **

朝からチェックしアブラムシがまだまだいるので
牛乳スプレーを噴射。
3時間後水で洗い流すも減っていない気がする。

4日目

画像3

最後の手段、片栗粉を水でといてそこにお湯でトロトロにして

※竹内考功さん「野菜の植え合わせベストプラン」
参照

それをスプレーで噴射できるくらい水で緩めて
アブラムシ目掛けてスプレーしました。

数時間後確認したら片栗粉と共に固まっていました。

5日目
完全には取りきれていないのですが、
最初の頃に比べると確実に減っていました。
最後の仕上げで
棒で残りのアブラムシをこすりとりました。

この日から雨なので
あとは雨でアブラムシと片栗粉を
洗い流してくれるのを期待します。

しかし、お酢、牛乳、片栗粉とたくさんの液体を
スプレーされたソラマメ は
大丈夫なのだろうか(笑)と心配になりました。

まとめ

とにかくギョッとするほど
アブラムシがつくとなかなか難しくなります。

初期対応が大切とのこと!

一番効果的だったのは、片栗粉でした。
また、アブラムシは
手でつぶしてはいけないそうです。
ウィルスが広がってしまう恐れがあるとのこと。

5日目でようやく目処が立ったアブラムシ問題。
特に被害が大きかった2株を見守っていきたいと思います。
可愛がって育てたソラマメ 。抜くことにならないことを祈ります。

アブラムシ。早めの対策お願いします!!!!

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