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ダビンチの「解剖手稿」

 ちょっといろいろと調べている中で、アマゾン見てましたら、ダビンチの「解剖手稿A」を見つけたので購入しました。価格も2600円でしたのであまり期待していなかったのですが、届いてビックリ。けっこうちゃんとしていて、見ごたえ抜群です。まさにダビンチ本人による解剖図を、詳細に見ることができます。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「解剖手稿A」 人体の秘密にメスを入れた天才のデッサン画像

レオナルド・ダ・ヴィンチの「解剖手稿A」 
人体の秘密にメスを入れた天才のデッサン
ロン・フィロ グラフィック社 2018-05-08


 物理学における「エーテル」概念の見直しなど、これまで当たり前と思っていたことが、実は意外と当たり前ではないということに気づき、医療の概念も含め大きく考えなおしていました。かのフリッチョフ・カプラによるダビンチの再認識の書籍を注文したところ、この「解剖手稿A」を見つけました。 

 現代という前提を置かずに、「身体」をみるとどのようになるのか。すべてが解決した「現代」という視点ではなく、結構なバイアスにまみれている「現代」と考えると、われわれは意外に不自由な視点を強要されているのではないか。かつてエーテルのように破棄された概念が、医学の分野にも数多くあるのではないか。

 混迷する医療の現状を見るとき、しばし考えさせられます。

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