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サンタさんへの手紙

大好きなフォロワー雪丸さんのクリスマスの記事を読み、私もクリスマスの時の記憶をここに書きたいと思います。

私はクリスマスプレゼントをもらった事がありません。父も母もそういう人ではなかった。
そもそもおもちゃなども記憶にあるのは小さな時1度だけ。
姉や妹と公園や外で駆けずり回ってるような子供でした。(お金かからないやつ)
「もらえない」というのが前提だから、
こちらからねだることもなければ話をすることもなかった。

ただきょうだいは四人いたからクリスマス当日はケーキを食べていた記憶がある。
けれど本当にそれだけ。夕飯も普通のご飯。クリスマスに特別な思い出はない。

私は四人きょうだいの2番目だが、
一番下に弟がいる。
歳は私より7つ下だ。

弟が小学校低学年の時だっただろうか。
ある時私に弟がこう言った。

「サンタさんってくるの?
もし来るなら超合金のロボが欲しいな。」
当時テレビで見ていた戦隊モノのロボットが弟は欲しかったらしい。
それがいくらかは私には分からなかったが、きっと高いんだろうなと言う察しはついた。

親は100%あてにならないことはわかっていたから、
考えに考えた末私は本屋に行った。
私も当時高校1年生。
まだバイトはしていなかったからお金もなかった。

無いなりに、なけなしのお金を持ってその戦隊物の特集が組んである子供雑誌を買って帰った。
クリスマスの当日の朝弟の枕元にその雑誌を置いておいた。

起きてすぐ雑誌に気づいた弟は、微妙な顔をしていた。(笑)
買ってあげられなかった申し訳なさと、超合金じゃなくてごめんねと、心で謝った。弟はそんな出来事覚えていないだろうけれど。

母がまだ家にいたときこんな話を聞いたことがある。駄菓子屋のおばさんから聞いたよ、と話してくれたのは、弟と二人でその駄菓子屋に行った際もっと買いたくて大泣きした弟に私が自分のお金を渡したらしい。一部始終を見ていたおばさんが私のことを褒めていたと母は言っていた。
そんなの全然覚えてなくてそうだっけ?なんて答えた記憶はある。

弟は、母っ子だった。
いつもべったりくっついてるようなコで。
弟は母が大好きだったのに、母は弟が8歳のときに家を出ていった。
わたしも子供で、弟になにもしてあげることができなかった。 そういう背景もあり弟のことが未だに気がかりで仕方ない(^_^;)
38歳独身、実家ぐらし💧
でも健康で明るくやってるから大丈夫かな。
20代のときは7年間ひきこもり&ニートになってしまいかなり心配した。

今は見かねた職人である父の後ろにつき一緒に仕事に行っている。
どんな形であれ幸せになってほしい気持ちはあの頃から変わらない。

あ、話逸れました💦
対してうちの息子(7歳)
生まれてからずっとサンタさんがいて毎年プレゼントをもらっている幸せなコだ。
今年はなんと「ダイヤモンド」を頼むという💦
鉱石や石、キラキラ輝くものが大好きな息子。
サンタさんは必ずくれると信じている。

‥さて、どうしたものか。

去年書いたサンタさんへの手紙


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