「結婚したい」と思えないことから
みなさんごきげんよう
えりこりんです。
最近は「恋愛白熱学会」というものをやりだしましたので、そちらも是非に覗きに来てください。だいたい第3木曜の20時からやってます
詳細はFBの恋のはじまり研究所へ
さて、本題です。
最近、インプットする情報が婚活関連の話が多くなってきています。
もう私もアラサーと言えるのも数年ですからね。読んだ本は以下二冊です。
・結婚を考える会『婚活受難時代』(光文社新書,2021年)
・筋野茜ら『ルポ 婚難の時代~悩む親、母になりたい娘、夢見るシニア~』(角川新書2020年)
どちらも結婚をしようとしても状況的に難しい現状などが書かれており、『婚活受難時代』は結婚適齢期の子供を持つ親に向けて書かれた内容もあった。子供の結婚相談所の費用を親が持ってあげるのも手だと書かれていて「なんだかなあ」と思ってしまった。
湧いてこない「結婚したい」という気持ち
この2冊に共通していることは、結婚が難しくなっているということだと私は読み取った。私自身も結婚適齢期?というか結婚しておかしくない、婚活しておかしくない歳なのに、全く「結婚したい」が湧いてこないことに絶望していた。本の中に出てくる婚活の話が全く他人事のような感じがしたのだ。
実際、「結婚したい」という人がいるように「結婚したくない」という人がいたり、「結婚しなくてもしてもどっちでもいい」という人がいたり、たくさんの思いが人それぞれあるはずである。私は昔「結婚したくない」と思っていたが「どっちでもいい」に移っていった。「結婚できるはずがない」「結婚してはなんだかいけない気がする」そんな思いを持っていた時代もあった。だけど、「結婚したい」という思いが湧いてきたことは全然なかった。
実際、結婚したいと思えない人がいていいはずなのに、「この歳で結婚したいと思えないのは何かおかしいのではないか?」という思いが自分のどこかにあるみたいだ。全然わかってなかったけど、それに気づいた。実際、本を読み終えた後に「ああ、私は結婚したいって思えないのだなあ」と思って自分自身に落ち込んでいた。「結婚が難しいから早めに動こう!」でもなく、「結婚ができないのは時代のせいだ!」と居直る訳でもない、ただ、「ああ、結婚したいと思えないのよね、私・・・」という落ち込み・・・別に生まれてきた人皆が皆「結婚したい」と思えないといけない訳ではないのは当然のことだ。内心の自由は憲法で保障されている。
自分の潜在意識の整理整頓が必要
恋のはじまり研究所をしていて、自分が「恋愛をしてやっと一人前」だという思いが強かったことがわかった。「まあ、恋なんてしなくても生きていけるさ」や「自分なんてこんなもんか」と諦めることができていなかった。だから自分なりに「これでもか」ってくらい変な活動をして、今では自分の恋愛経験?研究?について納得している。「まあ、私はこんなもんだ」といういい意味での諦めを昔よりは手にできたと思う。(まだできていない部分ももちろんある)
恋のはじまり研究所が自分の潜在意識の可視化に役に立ったことは間違いない。自分でも知らないうちに自分の拘りを持っていた。恋だけでなく、いろんなことに関してあったと思うし、今もある。それはいけないことではないし、その拘りは当人の信念かもしれない。拘りを可視化して自覚し、整理整頓することでまた新たな自分になれるのではないかと考える。
拘りと向き合っていく
最近、トイアンナさん、金沢悦子さん、崎貴子さん、が書かれた『やっぱり結婚しなきゃ!と思ったら読む本 35歳からのナチュ婚のすすめ』という本が友達のFacebookでよく紹介されていた。何人もの友達が紹介しているので、気になって本屋で少し見てみたけど「結婚しなきゃ」が湧いてこない自分がなんだか違うような、めくるめく恋にのめり込んで疲れた人に向けて書かれているような気がして買えなかった。周りが見えなくなるほどのめくるめく恋愛ができなかったということにどこか劣等感も抱きつつ、まだ期待をしている自分もいるようなきがした。拘りは諦めたとか捨てたとかで簡単に手放せるものでもないのだと思った。でも上で書いたことは嘘ではない。
自分の拘りを整理整頓して今よりもう少し冷静になれたらその本を買ってみよう。今より明日は新しい自分になって、楽になっているはず。そんなことを積み重ねていくことが大事な気がする。
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