ハト麦しづく

仕事や人間関係に関することを、プライベートから社会情勢(大げさか・・)まで書き溜めてい…

ハト麦しづく

仕事や人間関係に関することを、プライベートから社会情勢(大げさか・・)まで書き溜めています。趣味は散歩と、洋服と、家族や友人とランチすることです。2023に不妊治療→1児出産

最近の記事

体力が無い人の生存戦略

憧れのあの人は、体力おばけかもしれない。そして私は、体力が無いタイプかもしれない。 自分が「わたし体力無いな」と感じたのは高校生の頃だ。 友達と休日遊びに行っても、ランチ開始2時間もたつと、そろそろ・・・と席を外すタイミングを見計らっている自分に気づいた。 親しい友人は、始めこそなんだこいつと思っただろうが、付き合いが長くなるとさらっと解放してくれるようになった。複数人で遊んでいても、私だけさよならして、残りの面々で遊びに行ってくれた。なんなら、「疲れた?帰る?」と声掛け

    • 生まれてきてくれた子供へ

      子供が生まれて、明らかに人生の指針を得た。 不妊治療をして、沢山の偶然を重ねて生まれてくれた子供を見て、この子と限られた時間を大切に過ごしたいと心から思った。 いつか手を離れるその時まで、色んな体験を家族で、心底楽しみたい。 快適な衣食住で人生に華を添えたい。 そんな気持ちが、私にお金を稼ぐ意欲を与えてくれた。 今まで、「あるならあるなりに、無いならないなりに」で生きてきた。 何かに強い執着がなかったわけではないが、持ちすぎると苦しくなることを知っていた。足ることを知り、

      • ファンデーション、何をぬっても荒れる人

        ここにいます~という記事である。 先日、「極悪女王」というドラマを見た。出演者の鬼気迫る演技に思わず目を覆うこともしばしば、一気に見れる作品だった。 作品とほぼ関係なさそうな感想だが、個人的には「女優さん、特にゆりやん肌強すぎる」というのが印象的だった。 あんな黒々とマッキーで目の周り塗って、頬をこすって、なんならリング上でも一万回くらい肌(もはや全身か)をゴシゴシこすりつけてると思うが、舞台挨拶の映像、皆さんお綺麗。すごい・・・羨ましい・・・。 一方その頃私はというと

        • 妊娠中に私の身体に起きたマイナートラブル

          初めての妊娠で、私に起きたマイナートラブルを書き残しておこうと思う。 多くの人が経験するトラブルもあったが、ネットで検索しても大した情報が出てこないことも多かった。内容を見て、「ここに仲間がいるよ~」という誰かの安心感につながることを願う。 手のひらが熱を帯び、乾燥する お腹が乾燥してぶつぶつが、、という内容は良く見るが、私の場合は手のひらがとても乾燥した。お腹は全く異常なし。普段あんまり使わないけど何かとプレゼント等で頂きやすいハンドクリームを、沢山消費させていただきつ

        体力が無い人の生存戦略

          やること山盛り。全部成功させたくて焦ってるときの対処法

          掃除もしないといけないし、資格試験の勉強もしないと。仕事のあれとそれも整理しておかないとやばいし、家族用事のあれもどうのこうの、ほにゃらほにゃら。。。 今日の分はやったとはいえ、焦る気持ちでいっぱいな夜が続く。最近は焦りで体が緊張しているのか、いつもより睡眠時間短めで目が覚める。ただし、早起きでぎらぎら活動できるならまだしも、日中しっかり眠い。というわけで、残念ながら早起きメリットは特にない。 ただ自分が大人だと自覚して早数年もたつと、さすがにデジャヴな場面に遭遇している

          やること山盛り。全部成功させたくて焦ってるときの対処法

          家族の像は当たり前じゃなくていい

          先日職場でキャリアに関する面談があって、これからどうするとか、どうなりたいとか、そんな話を上司としていた。今回の面談は特別コース?らしく、自分の人生観や価値観を振り返って、そのうえで人生をまるっと仕事も含めて考えてみようという、上司と気ごころ知れていなかったらお通夜になりそうな構成になっていた。幸い自分は上司と親しくしていたので、わりと思うままに面談準備をした。 自分の歴史を振り返るのは、年を重ねるほど面倒で、あまり気持ちいい物でもない。年次が進めば進むほど何ができるように

          家族の像は当たり前じゃなくていい

          子供より先に、自分のために生きてあげたいなと鏡の前で思う

          私は20代で、不妊治療をしていて、体外受精を行っている。 多嚢胞(所謂PCOS)の体質で、AMHが18ある。(平均AMH6)どのくらい多嚢胞なのかというと、飲み薬では全く育たないが、自己注射だと最も少ない量でひと月に70個の卵胞が育つ。(平均10個) 先日18個採卵したのだが、胚盤胞になった凍結卵子は1つだった。 ちなみに不動化精子抗体が96.44(2以上で陽性)なので、顕微授精でないと受精しないと言われてきた。受精はふりかけ半分、顕微半分で行った。しかし案外振りかけ法をし

          子供より先に、自分のために生きてあげたいなと鏡の前で思う

          多嚢胞性卵巣症候群+体外受精+不動化精子抗体96.44以上+20代採卵後の様子(長文)

          採卵が終わった。意外にタイトルと同じ状況の患者さんブログを見かけない。多嚢胞の症状自体、女性の8%くらいと医師に聞いたから、妥当か。 誰かの参考になるかもしれないから、自分で書いておくことにした。 多嚢胞性卵巣症候群という言葉が一般普及していないのか、変換リストに出てこない。私も普段使うことはないので、辞書登録した。そのくらいレアというか、認知の低い症状ではあるのだろう。私だって、きっと私より数万倍辛い症状のある病気の名前を全く知らない。結局私は当事者にならなければ、本気で

          多嚢胞性卵巣症候群+体外受精+不動化精子抗体96.44以上+20代採卵後の様子(長文)

          不妊治療、いつやめようかな

          共感されない痛みに耐えて2週間。もはや副作用で胃腸炎になっていることよりも、副作用で胃腸炎になる人が少なすぎることの方が辛い。 本当は健康体なのに、薬で害される食生活、QOL。平日は休みたくもない仕事を休み、休日も痛みに耐えながら横になり終日過ごす、この虚しさ。服用薬で胃腸炎になる人はほぼいないようで、ネットの海に仲間を探すこともできない。 ちなみに、痛みに耐えても卵胞は育たない。2週間(D14)で7㎜程度。 「全然育ってないですね」と苦笑いする医師を傍目に、そうですかと

          不妊治療、いつやめようかな

          排卵誘発薬「フェマーラ」の副作用が辛い

          胃がとても痛い。フェマーラというマイルドな刺激が売りの薬を処方されて、安心して飲み始めた2日目のことだった。服用期間は5日間。仕事中に耐えられないほど胃が痛くなり、吐き気を感じながらうずくまった。しばらく身動きがとれなかった。 テレワークだったので、そのまま退社して、ベットに横になる。仕事は繁忙期でとても休むような雰囲気でなく、自分も一過性だと信じて明日の予定を頭で計算していた。休みたくない。苛立ちさえ浮かんだが、座りなおそうと体を持ち上げては、全身に走る鋭い痛みで引き戻さ

          排卵誘発薬「フェマーラ」の副作用が辛い

          素敵な日を過ごすと、1日を大事にしたくなる

          夫が出張から帰ってきた。私は夫にぺったりなタイプの妻なので、夫がいない日は生き方のテンポがずれて体調まで悪くなる。夜遅くまで起きて何か食べていたり、朝胃が重くて夜まで何も食べずに寝て過ごしたり。20代後半で若くはないので、ダイレクトに倦怠感や憂鬱につながっていた。 怠い目元をこすりながら、夫がいなくなったらどうなるんだろう、とちょっと怖くなる。とはいえ私は自分が思っているよりも図太いし(思いつめるがどこかで浮上できる)、そもそも人間慣れるので夫が去ったとしても数年すれば自分

          素敵な日を過ごすと、1日を大事にしたくなる

          深く考えるのを辞めてダンスをする

          そこまで暑くないと思って30度でも扇風機だけで仕事をしていたら、 頭皮が痒くて、お尻も太ももも汗だくになる。 何度も頭を掻いた爪をふと見ると、白い皮と血が詰まっていた。あわてて掻くのをやめた。初めて見た。 皮膚が生まれつき弱くて、ファンデーションも日焼け止めもおいそれと塗ることはできない。そうなんだ、顔だけじゃなくて頭皮も弱いのかと自覚する。血と皮を見たのは初めてだけど。このままふけが出るようになったら、坊主にして保湿剤をたっぷり塗って過ごした方がいいかもなあ。清潔感的にも。

          深く考えるのを辞めてダンスをする

          顕微授精してまで子供がほしいのか?

          人生白黒決められないことの方が多い。冷静で元気な時は"最善"を選んで踏ん張れるが、心で悩んで、体が疲れていれば、最小の動きを選びたくもなる。ただ、上がったり下がったりしながらでいいから、自分の納得いく道を選ぶことは諦めないようにしたい。 顕微授精を検討するにあたり、クリニックを変えた。私が通っている医院もけして悪くはなかったが、医師と信頼関係を築くのが難しかった。真面目で治療や技術に関して詳しい先生だった。話のテンポも合う。でも、いつもほんの少しだけ言葉足らずな印象を受けて

          顕微授精してまで子供がほしいのか?

          20代、顕微授精からのスタート

          タイミングという言葉の意味を理解するより先に、培養士と挨拶することになりそうである。 不妊治療に通い始めて数週間。診察室に入るなり、お世話になっている医師が深刻そうな顔をしているからとても緊張した。血液検査で何か重大な病気でも見つかったのかと怯えながら座る。すっと差し出された検査結果には、赤で大きく丸がついていた。 「今日は大事な話があります、この値を見てください。」 抗精子不動化抗体、PQと小さく表記されていて、そのすぐ下には94.6以上という数字があった。良く分からな

          20代、顕微授精からのスタート

          20代で不妊治療はじめました

          「排卵してなさそうですね。うちでは見れませんので妊娠したら来てね」 心臓がぎゅっとなって、それからしばらく唖然としていた。そうですかとか、ありがとうございましたとか何か言った気がする。ぼんやり声を発して、診察室を出た。自分の今の状況を、どんなふうに解釈していいのか良くわからなかった。とりあえず分かるのは、綺麗に線を引かれて追い出されたような気分で、自分は何かしら傷ついていそうなことだ。 ぼんやりと会計待ちのソファへ座った。目の前を横切る女性たちは静かで、お腹をさすったり、

          20代で不妊治療はじめました

          なんのために「それ」をしているかが大事

           発信にしろ、事業計画にしろ、「どういった理由でその選択に至ったのか?」が明らかにされていることが何より大切だ。現代の情報過多な状況で、何のために選択したのかが言語化できていないと死活問題になる。流れ込んでくる情報を適切に捌く労力は極力減らして、「しかるべき人にしかるべき方法でしかるべき目的の元届ける」ことに専念しなければ精神がもたない。  何のためにその選択に至ったのか、がしっかりととらえられていれば、「今受け取った情報は考える価値があるかどうか」が分かる。考える力は有限

          なんのために「それ」をしているかが大事