これから営業を始める人が作るべきチラシと名刺とは?
前回の記事では、仕入れ先についてお伝えしました。
おさらいすると、リサイクルショップやフリマサイトではなく、中古品や廃品が集まってくるような企業さんを訪問して仕入れ(買い取り)をします。「売られているものを買うのではなく、価値に気付かれていないゴミ同然のものに値段を付けて買い取る」これがポイントとなります。
まだ読んでいない人は、ぜひ記事をチェックしてくださいね!
しかし、こう思った人もいるかもしれません。
本当に仕入れなんてできるの?個人でも大丈夫なの?と。
誰とも面識がない、初めて訪問する会社で、話なんて聞いてもらえるんだろうか…。追い返されるんじゃないだろうか…。迷惑だと思われるのが怖いな…。
どんな感じか想像できなくて、営業経験がない人なら尚更不安になりますよね。
・自分が何者なのかを示すもの
・何をしたいのかを伝えるもの
絶対に、この2つがないとダメです。
逆に言えば、この2つがあれば大丈夫です!
具体的には何かというと、
・自分は何者なのかを示すもの→名刺
・何をしたいのかを伝えるもの→チラシ
です!
そう、まずは名刺とチラシを準備しましょう。
「そんな当たり前のこと?」と拍子抜けしましたか?
そう、当たり前ですよね。
しかし色んな人の話を聞いていると、営業に行っても上手くいかないなんです…という人の多くが名刺もチラシも何も準備していないことが分かりました。
名刺やチラシを作るのに専門的な知識は不要です。
Canvaなどのサイトを使えば、デザインから印刷までを直感的に自分一人で行うことができます。
僕が実際に使っている名刺とチラシの一部を載せておきますので、参考にして作ってみてください。
名刺
必ず記載するべき情報は、名前、連絡先、取り扱い品目、持っている資格・許可です。
・連絡先
電話番号、メールアドレス、LINEのQRコードのうち1つ以上を載せてください。
僕のおすすめはLINEです。普段から使い慣れている人も多いと思いますし、素早く反応できます。それに、写真のやり取りが気軽にできるのも良い点です。僕のLINEには、取引先の企業さんから毎日のように「こんなの買い取れる?」と写真が送られてきます。こうなると1件1件現場に赴くことなく概算見積もりができるので、すごく効率が良いです!
自分のLINEを仕事に使うことに抵抗がある人もいると思いますが、安心してください。LINE公式アカウントでビジネス用のアカウントを取得することができますので、分けて運用したい人はどんどん利用しましょう!
・持っている資格・許可
中古品物販をビジネスとして続けていくためには、少なくとも古物商営業許可(行商)が必要となります。これは地域の公安に申請して許可をもらうものですが、この許可を持たずに中古品や廃品を回収し、再販して不当に利益を得ている違法業者が存在するのがこの業界の実態です。
自分は違法業者ではないということを示すために、必ず許可番号を載せるようにしてください。
他にも、取り扱うものによっては必須になる資格や、持っておいた方が信頼される資格など、いろいろとお伝えできることがあるので、資格についての詳しい記事も追々書きますね!
チラシ
チラシは、パッと見ただけで何が欲しいのか分かる内容にしましょう。
言葉だけで「中古品買い取ります!」と言っても、相手はいまいち具体的なイメージが掴めていません。
よく分からない→とりあえず「何かあったら連絡しますね」で詳しい話を聞いてもらえないまま帰るハメになります。
こんな感じで、ジャンルごとに何種類かチラシを作っておくのがおすすめです!
「こういう物が出てきたら残しておいてください!」と言って、チラシをお渡ししましょう。
上の例のように写真をたくさん載せておくとイメージしてもらいやすいですし、「現場でいつも捨ててるよ!こんなの買ってくれるの?」と話が広がるきっかけにもなります。
まとめ
具体的にイメージできてきましたか?
まとめると、営業に行く前に準備する必要があるのは、
・名刺(自分は何者なのかを示すもの
・チラシ(何をしたいのかを伝えるもの)
です。
ビジネスとして誠実にやっていること、違法ではなく必要な許可や資格を持っていること。この2つを真面目に伝えれば大丈夫です!
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