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ワインを学び続けると起きること 第二話
はじめに
ワインを学び続けるとこんなことが起きる。「食事が楽しく美味しくなる」「旅行が楽しくなる」「勉強する習慣がつく」「記憶力が増す」「世界の国の文化に詳しくなる」「地理に詳しくなる」「歴史に興味がわく」「英語やフランス語に興味がわく」「面白い人に出会える」したがって面白い人生になる。
このツイートをもとに、前回の第一話では、「食事が楽しく美味しくなる」「旅行が楽しくなる」「勉強する習慣がつく」についてお話しをさせていただきました。今回はその続きのお話し。
「そんなにいいことばかり起きるわけないでしょう?」と言いたくなる方も多いと思いますが、第一話をお読みいただいた方は、「もしかしたら?」と思い初めているかもしれません。
もちろん全てがいいことばかりではありませんし、ワインはあくまでも「アルコール飲料」であるということを、きちんと理解した上で向き合うことが大事です。
とはいえ、アルコールであるからこそ、発酵という過程を経るからこそ、魅惑的な香り、味わいが生み出される。そして原料となるブドウにはとてつもないエネルギーが秘められています。
全てのものにはポジティブな面とネガティブな面が存在する。
ワインも例外ではありませんが、そこをきちんと理解して向き合えば、これほど素晴らしいものはなかなか存在しない。
「記憶力が増す」
ワインを勉強し始めた方、特に資格試験の勉強を始めた方の多くがぶつかるのが、「覚えても覚えても次々に抜けていく」という現象。
ワインの勉強は、人間の「記憶のメカニズム」にも向き合わせてくれます。
私もかつて、どれだけ覚えても次々と忘れていく感覚に襲われて、気が狂いそうになったことがありました。
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