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肉料理とワイン ペアリングのコツ Part 2

はじめに

前回Part1の記事では、「肉料理とワインを合わせる時の3つの重要なポイント」についてのお話をさせていただきました。続く今回は、より具体的な料理と食材にスポットを当ててお話をしたいと思います。

テーマは「焼肉」。焼肉を食べる時はビールやハイボールを飲むという方も多いと思いますし、実際に私自身もそうです。とは言え、ワインを普段よくお飲みになる方でしたら、焼肉にもぜひ相性の良いワインを合わせてみたいのではないでしょうか。

本記事では、カルビ、ハラミ、タン等、人気部位の個性それぞれに相性の良いワインのタイプをご提案しました。焼肉ワインペアリングにもトライしてみたい!という方は、ぜひご覧いただければと思います。


牛焼肉におすすめのワイン/ユッケ、タン、ハラミ、ロース、カルビ、ランプ

では焼肉の各部位ごとにおすすめワインのタイプをご紹介してまいります。

ただし現実的な話で言うと、焼肉を食べに行って、各部位ごとに合わせるワインを変えるというのは、よほどのこだわりがあるお店でなければ、そう簡単にできることではありません。ただ、もしそのようなシチュエーションを用意できるのであれば、ワインラバーとしては非常に興味深い体験となるのは間違いありません。

今回のご提案は、ボトルワインを複数人でオーダーする際や持ち寄りのワイン会、もしくはグラスワインが豊富なお店、ご自宅でのホームパーティで複数本開ける場面で参考にしていただける内容となっています。飲食店の方であれば、お店のワインリストのセレクトの際にご参考にしていただければと思います。


ユッケ

もとは韓国の生肉料理で、肉(ユック)と刺身(フェ)が合わさって「ユッケ」と呼ばれています。ユッケは、ごま油、コチュジャン、青ネギ、卵等で調味されるのが主流。主に使われる部位は赤身部位のモモ肉ということで、ここではあまりタンニンの強くない、クールな印象のワインを合わせるのがポイントとなります。

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