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ノンアルコールハイボールの作り方
はじめに
以前、Twitterでご紹介させていただきました、ウイスキーハイボールの香りと味わいをイメージした、ノンアルコールハイボールの作り方。
それ以後、話題にしていただくことも多く、今回、正式にレシピとしてまとめさせていただきました。
ワインもハイボールも大好きで、食事の時は毎日たっぷりいただきたいと思っても、やはりアルコール飲料ですので、飲み過ぎてしまうと、どうしても身体に負担がかかってしまいます。
アルコールを楽しむ場の雰囲気や、その味わいは好きでも、体質的なアルコール自体を受けつけないという方も少なからずいらっしゃるでしょう。
そんな時、お酒を控えるためにお水やお茶だけで食事をいただくのは、なんとなく寂しい気持ちになるかもしれません。
ノンアルコールドリンクが、まるでお酒のような外観、香り、味わいをしていたなら、もしお酒を控えたい場面でも、よりその場を楽しむことができるのではないかと思い、ハイボール大好きな私が考えたのが、今回のレシピです。
材料もすぐに手に入りやすく、作る工程もとてもシンプルなので、ぜひトライしてみていただければと思います。
ノンアルコールハイボールの作り方
【材料】 むぎ茶、コーン茶、炭酸水、氷
材料はこれだけです。
むぎ茶の香ばしい香りと心地よいタンニンが、ベースとなるウイスキーの香りと味わいを表現。コーン茶を加えることで、とうもろこしを原料とするバーボンウイスキーの個性に近づけていきます。
1.グラスに氷を入れる
2.コーン茶1:むぎ茶2の分量でグラスに注ぐ
この時点でグラスの半分まで満します。
お酒と比較し、お茶の味わい自体は濃くないため、ベースのお茶はある程度の量が必要となります。
*アレンジ:少量のアイスコーヒーを足すことで、しっかりとロースト香を感じるベースウイスキーをイメージした味わいにすることもできます。
最後にソーダをアップし、軽くステアして完成。とてもシンプル。
最後に 〜アレンジをして楽しもう〜
今回ご紹介させていただいたレシピは、あくまでも一例です。
最もシンプルな方法としては、以上の材料で完成させることですが、これ以外にもアレンジすることもできます。
ベースのお茶を違う銘柄に代えてみたり(黒烏龍茶等)、茶葉を用いて濃いめに入れたお茶を使用したり、ほうじ茶や緑茶を使用してジャパニーズウイスキーのキャラクターに近づけたり、上記でご紹介したように、アイスコーヒーを加えてみたりと、さまざまなアレンジが可能です。
より香ばしさを強調したいということであれば、ほうじ茶を加えることで、香ばしい香りと風味、コク、さらにはタンニン(渋み)が増すことで、肉料理との相性を高めることができます。
ノンアルコールハイボールは、唐揚げや餃子など、実際のハイボールとよく合うお料理との相性も抜群ですので、食事の場面でも大活躍してくれます。レモンを1カット絞れば、唐揚げやとんかつ、天ぷら等の揚げ物との相性を高めることもできるでしょう。
まずは今回のレシピでお試しいただいた上で、ぜひいろいろとアレンジしてみてください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。今後もワインに限らず、食事の時間をよりお楽しみいただけるご提案を、このnoteでお伝えしていただければと思っています。
ワインディレクター 田邉 公一
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