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2021年3月の3,500円以下のベストワイン3選
はじめに
2021年1月から、Twitter上でスタートしたワインディレクター田邉 公一選ぶ3,500円以下のワインベスト3。
こちらはその月、1ヶ月間にテイスティングした3,500円以下のワインの中から、私の個人的ベストワインを発表していくというコーナー。
3,500円を上限とさせていただいているのは、個人的な見解ではありますが、ご自宅でデイリーワイン、もしくは少し贅沢をしたい時に楽しんでいただきやすい価格、かつ価格帯から考えるイメージを凌駕する、非常にクオリティの高いワインも潜んでいる可能性がある考えているからです。
当初Twitterのみでの掲載を考えていましたが、フォロワー様より、まとめ記事にしてほしいというリクエストをいただいたことから、このような形で、noteに毎月のまとめとして発表することに致しました。
今回は3月のベスト3を掲載させていただきたいと思います。ではご覧くださいませ。
【ベスト3】 日本のオレンジワイン
マルスワイナリー 甲州オランジュ グリ 2019
日本の山梨県で今注目を浴びているオレンジワインの一つ。甲州種の果皮に存在する香りや旨味、色素成分を充分に引き出し、ほんのりオレンジに色付いています。
日本の家庭料理とビール、日本酒、ウイスキー、ももちろん良いですが、時には日本のオレンジワインとのマリアージュもとてもおすすめです。肉じゃが、唐揚げ、餃子にもよく合います。1,636円。
【ベスト2】 カリフォルニアのロゼワイン
ハーン・ワイナリー ロゼ・オブ・ピノ・ノワール 2019
アメリカ カリフォルニア。沿岸部の冷涼産地モントレーの優良生産者。
もともとはシャルドネの素晴らしさと、価格帯の安さに驚いたことからこのワイナリーの存在を知りました。
赤いフルーツの香りが華やか、フレッシュドライな味わい。サーモンのマリネ、トマトの冷製パスタによく合います。2,695円。
【ベスト1】 ポルトガルの白ワイン
アロ ソアリェイロ2018
ポルトガルの北部 ヴィーニョ・ヴェルデのフレッシュフルーティ、ミネラリーな白ワイン。
ブドウ品種はアルバリーニョとロウレイロ、その2つの頭文字をとった名前が「ALLO」
こちらのワインは田邉がワインディレクターを務めている表参道の地中海レストラン「CICADA」でもグラスワインとしてお出ししています。
まさにコストパフォーマンス抜群のワイン。牡蠣やタコのアヒージョ等、魚介料理との相性は抜群です。1,518円。
最後に
この価格帯のワインは、今後ますます需要が高まってくると予想しています。
レストランのグラスワインとしても主力となる価格帯でありながら、ご自宅飲みでもお料理と合わせて楽しめて、非常に品質の良いアイテムがたくさん潜んでいる。
今回もTwitterの文章をベースに加筆を加え、再現させていただきました。次回は4月度のベスト3をアップさせていただきます。ぜひワイン選びの参考にしてみてください。最終的にはベスト1を集めて、何かできればと考えています。
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter(@tanabe_duvin)も引き続きよろしくお願い致します。
ワインディレクター 田邉 公一
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