秋田県の銘酒 新政と焼き鳥料理のペアリング シーズン4 〜前編〜
はじめに
日本ワイン同様、日本酒の業界もますます盛り上がりを見せる中、海外への輸出も堅調な伸びを示しています。
その中でも、秋田の日本酒「新政」は国内外双方における有名銘柄として、現在の日本酒業界をリードしている酒蔵の一つ。
その新政にフォーカスし、その全てのラインナップを一つの酒蔵のお酒で揃えての、焼き鳥とのペアリングディナーを4月に開催させていただいたところ、アンコールの声と、参加できなかった皆様から多くのお声がけがあり、6月にアンコール開催、さらにシーズン3と続き、今回シリーズ最終回となるシーズン4を開催致しました。
新政の錚々たるラインナップの中から7種のアイテムを厳選。リピーターの方もいらっしゃるということで、なるべく重複をしないように、新たなお酒とお料理とのペアリング体験を意識しました。
それでは、麻布十番「麻布とさか」にて行われたペアリングディナーの詳細をお伝え致します。
No.6 A type スパークリングと最初の一皿
まず最初にお出ししたのは「No.6 A type」の非常に珍しいスパークリング。
今年の新政の*頒布会シリーズのメインテーマが「スパークリング」ということで、それにならいつつ、季節柄と新しさという観点も含めて今回の会もスパークリングを中心にセレクト。
最初は前回でも大好評だったA typeのスパークリングバージョンをいくらの醤油漬けとトマトとペアリング。色調を意識しながら、最初の一品であること、食材の風味と旨味、トマトの酸味も意識して同調させように合わせました。
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