[歌詞]乗れない汽車
乗れない汽車 煙を吐いて
雄大な草原を 穏やかに 穏やかに
どこに向かって
見守る旅人たち 静かな気持ち
山を越え谷を越え 遠く彼方へ
揺られて 遊覧 ユーラシア
汽笛は国境越えの合図さ
まんまるこっちを見ている 目の奥
色鮮やかな目の奥を泳いで
恋をして忘れてく
見つめ合う
恋とは遠い未来だ
この宇宙のどこにもない気持ちだ
まるで 無重力 光速 カーテンと窓の隙間で
乗れない汽車 風をきって
道なき道の果て 穏やかに穏やかに
どこに向かって
夜明けが始まる頃 駅が見えてくる
ゆっくりとゆっくりとドアを開く