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Week2 マレーシア留学「なるほど!!」住宅事情

前置き

 ここにきてもう3週間。Week2なのに追いついていないのは私の怠慢の象徴だ。海外に来て多くの留学生と話すと改めて日本のカルチャーが強すぎることに気づかされる。アニメ・音楽・文学・映画・食など、すべてにおいて知名度が高い。別に賞賛してるわけではないが、自分が意外と日本文化に精通していないことに気づかされる。
 中国では、村上春樹が最も有名な日本人の1人に数えられるそうだ。それもそのはず、彼は世界的な文学にまつわる賞を何度も受賞している。だが、日本人が思っている以上に海外の人からの知名度が高いようだ。
 私も読書好きを自負しているが、生まれてこの方、村上春樹の作品を1度たりとも拝読していないことにハッとした。てなわけで、クアラルンプールのシンボルと言えばの「ペトロナスツインタワー」に直行し、そこのショッピングモール内の紀伊国屋書店でせっせと「東京奇譚集」を購入。影響を受けやすい私は、脳内が即座に小説モードに。はやる小説風に書きたい衝動を抑え、頑張って役立つ情報も載せているのでお付き合いいただけると幸いです。

クアラルンプール中心部の街並みと中心にそびえたつツインタワー
タワーの高さは452mで日本と韓国の建設会社によって1996年に竣工
タワー内部は「ペトロナス」社のオフィスとその他企業のオフィスから成る
タワー下部にはショッピングモールがあり、ニトリ紀伊国屋など日系企業も散見される
村上春樹著「東京奇譚集」
短編小説集
メジャーな作品ではないようだが、カバーが魅力的だったのでこれにしてしまった
紀伊国屋書店に行けば日本語の本も購入できる。
日本人向けの無料の隔週の情報誌もおいているので要チェックだ。

生活環境について

マラヤ大学内の寮について

「俺はすぐ適応できる」そう思っていたが、それは幻想に過ぎなかった。
私は大学内の寮に日本人のルームメイトと一緒に居住している。
 マラヤ大学に留学するしようか考えている人に忠告する。あなたがよっぽど野性的な生活や衛生環境の悪い環境で生活することに慣れている場合はいいのだが、そうでなければ学内の寮は辞めておいた方がよい。私の友人ならよく分かると思うが、私はこういう生活に慣れているし、一週間ほどこれより劣悪な環境で生活したことがあるが、今回ばかりは体は生理的に拒否反応を示した。直接的な原因は寮でないにせよ、私はこっちに来てから下痢と腹痛2回、熱とだるさ1回、頭痛と吐き気1回と別の時期に4回体調を壊している。最初の時期だから仕方ないのかもしれないし、いつか慣れるかも知れない。
 だが、ここに普段住んでいるマレーシア人や留学生には本当に申し訳ないが、この生活が日本の環境とは圧倒的に違いすぎてストレスフルになっていることは間違いない。

私の寮の状況を以下に共有する。

  • シャワーが水しかでない。

  • ゴキブリ、コバエ、大量のアリ、トカゲはしょっちゅう顔をだす。

  • エアコンが壊れがち。

  • 電気ケトルは使えない。

  • キッチンも冷蔵庫も電子レンジもない。

  • 水回りの掃除は担当者がホースで水をかけて、ブラッシングするだけ。

  • 基本的な設備(トイレットペーパー、ハンドソープ、部屋内の掃除用具など)は自分でそろえる。

  • 街に出かけるときは最寄り駅まで歩いて30分。各学部棟もかなり遠い。

  • 近くにショッピングモールやスーパーはない。

  • 月約25000円

 余談だが、街の中のトイレもショッピングモール内ですら不衛生なところが多い。床が水浸しになっていて、トイレットペーパーが散乱していることがよくある。

 これで寮の値段はひと月約25000円。「あれ、結構安いじゃん」と思う人もいるかも知れないが、キャンパス外のアパートやマンションでは月40000円~プール・ジム付で基本的な設備を備えた衛生的な部屋に住める。何人かでルームシェアすればもっと安く住める可能性がある。

もう一度言うが、これは私の適応力の問題でもある。寮を悪く言って本当に申し訳ないと思っている。

友人が住んでいた月90000円の高層マンション最上階にて
インフィニティプールジムが付いていて、部屋の中にはクイーンベッドTVが2つも。
日本のちょっと金があって贅沢したい人はマレーシアに来るといい。
リモートワークで円で稼いで、こっちに住んだ方がお得に贅沢ができる。

 めんどくさい性分だが、こういう贅沢な生活を私が望んでいるわけではない。むしろこっちにも拒否反応がある。
丁度良く国際交流ができて、そこそこ衛生的であればいい。

IH(International House)のご紹介

そういうとこあればなあ、、、
あります!!マラヤ大学が提供するIH(Internatinal House)だ。これはここに留学する人に強くおすすめする寮だ。大学の提供する寮で最も人気で、最も衛生的だ。
 唯一、マラヤ大学の大学外にあるものの、バスなどの公共機関は整っているため大学内には行きやすい。特徴を以下に列挙する。

  • 4人部屋だが、さらに2人ずつの寝室にわけられている。ソファやテーブルが置いてある共有スペースもある。

  • 他国からの留学生とミックスされる可能性が高いので国際交流ができる。

  • 共有キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、エアコンあり。

  • シャワーからお湯がでる!!!

  • 月約15000円

  • 目の前にショッピングモール

大学の最初の寮の案内ではここまではわからないし、実際どちらも住んでみて比較しないとわからないところが多い。
寮の案内はかなりよく見えるよう写真を工夫しているので要注意だ。


次回はマラッカにひとりで旅行に行ってきたのでその時の気づきや感想をつづろうと思います!!

今回も読んでくれてありがとう。マレーシアあるあるで締めたいと思います。

「外と屋内の温度差で体調壊しがち」

警戒するほど寒くはないし、観光誌がいうように一枚はおらなきゃいけないほどの温度差はないけど、やっぱりモールの中は特に涼しい。温度差には気を付けて。






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