【diary 28】2023/08/20
私の英会話の先生であり、今では友人とも言える米国人とともに、彼が購入した新しいバイクの受け取りに行きました。彼の日本語はカタコトで、それは英会話を学ぶ自分にとってはプラスですが、バイク店の店員にとってはマイナスでしかありません。彼には日本人の奥さんがいますが、バイクについての知識はあまりないようで、私がバイク愛好者として彼を手助けすることになったのでした。
私の英語力は同時通訳できるほどのものではありませんでしたが、幸い簡単なやりとりだけでした。
今日これを書いているのは彼や彼のバイクのことを書きたかったからでも、ましては私のつたない英語力の自慢をしたかったからでもありません。そのバイク店の店主が、彼の新しいバイクをおいて、私のCB400Fourに目を止め、「良いバイクですね」と褒めてくれたからです(結局自慢であります)。
彼曰く、このバイクは1997年に発売されたのですが、あまり出回らないまま生産終了となり、今やレアアイテムとして知られているようでした。
私がこのバイクとであったのは、大学院進学で阪大から東大に移ったときでした(所謂学歴ロンダといえるかもしれません。これはこれでいつか書きたいと思います)。ちょうど、共通の知人を介して、横国(横山国立大学)を卒業して実家の高知に帰る人がバイクを売りたがっていたのを知って、知人を介した交渉の末、12万円で譲ってもらったのでした(前の持ち主の安岡君は四国の高知市かどこかの市役所で働いているはずです。元気かな)。
初めて見た時からいいバイクだとは思っていましたし、かれこれ20年近く乗っているので愛着もあります。とはいえ経時劣化で錆だらけ、特に手入れもしておらずボロボロのバイクを、こうやって専門家が褒めてくれる。それはとてもうれしくもあり、あまりの手入れのしてなさが恥ずかしくもありました。彼と出会って20年。初めての洗などでもしてみようかな。
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