見出し画像

【diary 8】2023/07/31(月)

会社を休んで友人と二人でゴルフに行きました。彼と私は小中の同窓生で、高校以降は互いに違う道を歩みながらも繋がり続けてきました。彼の奥さんもまた同窓生です。ド田舎の狭い世界で幼少期を一緒に過ごした絆は年月を超えて深まり、今日も私たちを緑豊かなゴルフコースに導いた、といえましょう。

ふと、コースが位置する街の風景に、見覚えがあることに気づきました。そこは10年前に他界した別の同窓生が住んでいた街でした。彼はプロゴルファーを目指す研修生で、彼の影響で私はゴルフを始めました。時折、私は彼とゴルフをする前日に彼の家に泊まりましたが、いつも彼の運転に任せっきりだった私は、彼の家の場所を正確には把握してなかったのです。10年ぶりに彼の住んでいた場所を知ることができ、感慨深いものがありました。

いつの間にか、地元の仲間は血の繋がりのない兄弟のように感じられるようになりました。彼らとの絆は時の流れに耐え、人生の試練を乗り越えてきました。今日は彼らの一人を失った悲しみを思いながらも、残された仲間との絆を深める時間でした。今後、僕も含めて一人また一人と旅立ち、やがては誰もがこの世からいなくなります。僕は生きている限り、できるだけ彼らと会う機会を主体的に作っていこう。そして、故人を偲び、彼らの思い出とともに前進していこう。

改めてそんなことを思った一日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?