
適応障害で休職延長の連絡に迷いがなくなる【メリットとデメリット】
適応障害で休職延長の連絡がしづらい
休職を延長するメリットとデメリットを知りたい
休職延長はどうやって伝えればいいの?メール文面など知りたい
休職を延長することに迷いがなくなっています。
休職延長を笑いに変えている自分がいました。
自分を笑えるようになるのは、客観的になり、乗り越えている証拠です。
「休職延長することに迷いがなくなり、罪悪感を乗り越えた」と感じました。
「もう大丈夫だ」そんな気がします。
本記事の信頼性
2019年5月10日(金)で休職生活160日目
2018年12月より2ヶ月間、有給休暇を消化
2019年2月より適応障害で休職、2020年12月退職
2年間、休職しました。
本記事では、休職延長の連絡に迷いがない気持ちを解説します。
休職延長の連絡をする勇気が得られます。
適応障害で休職延長の連絡に迷いがなくなる

深掘りしていきます。
休職延長の連絡をすることに迷いなし
2019年2月から休職で会社を休んでいますが、当時は休職延長することに不安がありました。
理由は「社会復帰できないかもしれないから」です。
世間体や周りの目を気にしたり、今後のキャリアも気にしました。
ただ、勢いで休職延長すると意外となんとでもなるものです。
人生なんとかなります。
私の人生では休職延長はありでした。
昨日、心療内科で適応障害の診断書を受け取り、上司へ7月17日までの休職延長の連絡をしました。
3回目の休職延長です。
休職延長の連絡をすることに何の迷いもありません。
以前、感じていた罪悪感も、今ではほとんどなくなりました。
在籍している会社員にどう思われようと、あまり気になりません。
言葉は悪いですが「会社を休めて羨ましいだろう。ざまぁみろ」です。
唯一、心にあるのは「会社にクビにされるのでは」の不安だけ
会社の規定では1年6ヶ月休職しない限り、クビにされることないはずですが「会社の経営陣から直接連絡がきたらどうしよう」という不安が頭をよぎります。
万が一、連絡が来ても冷静に考えてみれば、会社が原因で身体を壊されたのです。
堂々と「診断書の通り適応障害です。慢性蕁麻疹も治っていません」と伝えればいいだけの話。
大丈夫です。
心配事の9割は起こりません。
堂々と休めばいいのです。
何も悪いことも迷惑をかけることもしていません。
休職している人間がいても、仕事は回るように会社はできているのです。
1人減っても問題ないのです。
休職していると、気持ちは「この先どうなるんだろう」です。
不安だらけですが、不安こそがエネルギーです。
会社に18年もいて、いろいろな体験しているつもりでした。
人生経験もそこそこで「ちゃぶ台をひっくり返す」価値観に出会えるのが休職です。
知らない世界に出ていきます。
5ヶ月間、会社を休んでいる
正確には2018年12月から2ヶ月間は有給休暇を使用しました。
2019年2月からの3ヶ月間は、適応障害のため無給で休職しています。
計5ヶ月間、会社を休んでいます。
今では友人に会うと「150日連休を突破した」と笑いながら言えるようになってきました。
自分を笑えることは、客観的になっている証拠です。
以前は友人に会うたびに心の内を明かし、相談に乗ってもらっていたものです。
相談も少なくなりました。
同時に休職延長の連絡に迷いもなくなっていたのです。
迷いがなくなったので、相談することもありません。
以前に感じていた休職延長の罪悪感を乗り越えた
休むことに感じていた「罪悪感」を乗り越えるのに5ヶ月かかりました。
罪悪感を感じていた頃は、心は休めませんでした。
休職の仕事は「休む」です。
しかし「休む」という仕事すらこなせないのです。
「休む」の別解は「遊ぶ」と気づいてからは、徐々に回復傾向です。
休めないなら、遊べばいいのです。
うつ病で休職していた経験者いわく、遊べるようになるのは良い傾向だそうです。
心療内科の先生に「遊べるようになりました」と告げると「良い兆候です」と言われます。
平日は休んだ気がしません。
ブログに没頭しています。
ブログには罪悪感は感じません。
ブログ=仕事なので、罪悪感がないのです。
平日の夜は子どもとゲームで遊んでいます。
平日の日中に遊ぶことは罪悪感があります。
休職期限1年6ヶ月を使い切る覚悟
休職期限の1年6ヶ月間を使い切るつもりです。
2020年7月末まで休職です。
時間が経つのは早いので、すぐに休職期間は終わります。
それまで適応障害であり続けます。
自分を回復させ、取り戻すために、飽きるまで休職するのです。
自分が適応障害なのか、よくわからなくなっています。
ただ「会社には行きたいくない」ので、適応障害なのです。
これからも迷わず休職延長の連絡をする
会社から何か言われたら「慢性蕁麻疹」がまだ治っていない」を盾にします。
2017年6月から発症した慢性蕁麻疹が治っていません。
攻めの適応障害
守りの慢性蕁麻疹
休職延長するだけの仲間の役割が整いました。
「右手に適応障害を、左手に慢性蕁麻疹」を、いつも「心に好きなこと」を。
必要なのは勇気だけでした。
適応障害で休職延長をするメリットとデメリット

適応障害で休職延長をするメリットとデメリットについて解説します。
適応障害で休職延長するメリット
仕事をしなくても傷病手当金がもらえる
心療内科で適応障害の診断書さえもらえれば、1年6ヶ月休職できる
履歴書には休職していることを書く必要はないので、履歴書に傷はつかない
仕事をしなくても1年6ヶ月、給与の7割がもらえるのです。
休職は復活するための充電期間。
劇的な復活劇を見せましょう。
履歴書には休職歴を書く必要はありません。
もし転職する際に言わないことで良心が痛むなら、聞かれたら答えればいいのです。
適応障害で休職延長をするデメリット
傷病手当金が給与の3分の2のため、収入が減る
キャリアに傷がつくため、元の会社に戻っても出世は見込めない
休職していた負い目がある
新入社員や中途採用など知らない人が多い
部署異動の可能性がある
デメリットは解決できます。
・傷病手当金が給与の3分の2のため、収入が減る→→→お金を払って休暇をとっていると思いましょう。会社によりますが健康保険、厚生年金を立て替えてもらいましょう。だいぶ楽になります。会社への立て替え分は退職金で清算するケースも多いと聞いています。
・キャリアに傷がつくため、出世の可能性が減る→→→出世を諦めれば仕事を頑張る必要はないので楽です。出世できなくなるわけではありません。仕事を頑張りたいなら、いくらでも頑張れば良いのです。副業をやるチャンスもあります。
・休職期間が負い目になる→→→ここまで休職せざるを得ない状況に追い込んだ会社が負い目を持つべきです。
・休職中に新入社員や中途採用など知らない人が増えていく可能性がある→→→知っている人と新たに仕事をするよりは心機一転できます。転職したほうが知らない人が多くなります。
・部署異動の可能性がある→→→部署異動で新たな可能性を発掘します。部署異動は転職よりもリスクが少なく、生まれ変われます。
問題なしです。
休職延長の伝え方【メールの例文】
2020年12月に退職したので、追記します。
休職延長するためには、会社の総務にメールするだけでした。
2年間休職したので、2ヶ月おき×12回のメールをしました(以下)。
○○ 様
お疲れ様です。
Koichiです。
先日、心療内科で引き続き「適応障害」と診断されました。
症状は変わりません。
診断書を郵送させていただきますので、ご確認をお願い致します。
お忙しいところ、恐縮ですが何卒よろしくお願い申し上げます。
これだけです。
時期により、会社に立て替えてもらっていた健康保険・厚生年金の返済のメールや、退職のメールもありました。
退職メールは以下です。
○○ 様
おはようございます。
Koichiです。
お時間をいただいており、申し訳ございません。
心療内科の先生、家族と話し合い、体調を考慮した結果、退職をさせていただきたく存じます。
メールでのご連絡となり恐縮ですが、退職に伴う手続きなどよろしくお願いいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
Koichi
総務部から「退職か復職か」のメールをいただき、返信したのです。
即答はせず、1ヶ月かけて考えたうえでの結論です。
休職、退職したことに後悔しているか?
後悔していません。
人生は変わりつつあるからです。
ただときどき「もし休職していなかったら、もし退職しなかったらどんな人生になったのだろう」と思うことはあります。
退職してからも感じます。
上記を何度も思っても、検証できません。
過去には戻れないからです。
過去に戻れなくてもわかることは「中途半端に復職しなくてよかった」です。
やるならとことんです。
未来の自分を信じて、休職の時間と傷病手当のお金をBetする。
「人生はギャンブル」という言葉のとおり、自分に賭けるだけ。
できることは「休職して、退職して、むしろよかった」と思えるように、目の前のことに精一杯取り組むことだけ。
行動が、過去の意味を変えるのです。
休職延長に問題はありません

先のことを考えていても結論は出ません。
未来を予知できる人はいないからです。
会社に復職してうまくやっていけるか
復職した場合の部署は、どこになるのか
うまく希望にあった会社に転職できるか
転職先がブラック企業の場合、どうしよう
退職金や失業給付のもらえる金額は
先のことは誰にもわからないのです。
考えても結論や答えが出ないのは、問題ではない可能性もあります。
問題ではないものを考えても答えはありません。
出てくるのは不安だけです。
私も先が見えないことに思い悩み、不安しかありませんでした。
ただ先が見えなくても、半歩でも踏み出すと景色が変わります。
「会社を辞めます」と言ったら、休職の選択肢が見えた
休職をしたら、休職延長の選択肢が見えた
休職延長したら、ブログの選択肢が見えた
ブログを続けたら、Web系に興味が持てた
1年半も休職延長したら、会社はもう半年、待ってくれた
退職したら、退職金と失業保険120日がもらえることが判明
ハローワークに診断書提出したら、待機なしで失業保険がもらえた
ハローワークで失業保険をもらいながら勉強できる職業訓練を知った
コロナで失業保険が60日追加になった
職業訓練に落ちたら、求職者支援訓練や転職の選択肢が見えた
求職者支援訓練に受かったら、Webデザイン・ディレクションの選択肢が見えた
求職者支援訓練で6ヶ月間、支援金をもらいつつWebデザインスクールに通えた
生徒がコロナになり、6ヶ月間、リモート授業になった
会社に復職しようが、転職しようが、退職しようが、休職延長に問題はありません。
デメリットを引き受けるだけです。
代償はすでに払っています。
過去の自分に言いたいです。
「診断書を証拠に、堂々と休んで」と。
「堂々と」がポイントです。
休職延長に慣れてくると「会社?何それ?奴隷制度?」の気持ちに変わります。
もはや休職のプロです。
転職や部署異動よりもリスクなく生まれ変われるのが休職です。
なんのために休職をするのか。
なんのために休職延長をするのか。
生まれ変わるためでした。
以上です。
P.S. 生まれ変わるチャンスをくれた世界に感謝します。