実写リアル獣人を簡単に作る!
「新種のAIグラビア」というものがTwitterでバズり、ネットニュースにも記事が出ていました!サメ娘等の現実には存在しない生物のグラビア!
実は私もこんなのを作っています!
私もだいぶ前からのコンセプトが「非現実的な状況をリアルに描く」なのです。これもその一環で作っていたんですよ。
先月は雑コラをAIでリアルにするという記事も書きました。
今回はその延長として、現実には存在しない生物の実写化をやってみましょう!
今回の「非実在生物の実写化」はStable Diffusion Web UIを使うよりも、MemeplexやMage.spaceというサービスを使うのがやりやすいです!理由は後ほど。
先ほど取り上げた記事の方はControl Net等を用いられたようですが、ここで紹介するのはるかに簡単な手法です。
シニア世代向け等にAI作画のワークショップをやろうとしているので、手法はなるべくシンプルにするように考えているんですよ!
何故サービスを使う方がやりやすいの?
理由は簡単。作画に用いるAIモデルに得意不得意があります。
現在人気のBRAは「実写風アジア女性に強い」モデル。ただ、ファンタジー系のものには弱いのです。
「weretiger」や「tiger girl」ではこのように虎そのものが出てきちゃいます。
そこで、ファンタジー絵画が得意なモデル→実写が得意なモデル(BRA)でimage2imageを行うのです!
今回はファンタジー系が得意なモデルとしてOpen Journeyを利用します。MemeplexとMage.spaceの双方とも、OpenJourney&BRAV5を利用可能です。特にMemeplexではどちらも無料ユーザーでも利用可能なモデルになっているのでおすすめですよ。
OpenJourneyとは?
初期のMidJourneyの絵でStable Diffusionをチューニングしたモデルです。「ファンタジー系の絵柄に強い」という特徴があります。
ドラゴンもカッコよく!
そして、当然虎娘も!ちなみにドラゴンと違って、うまく虎と人間が混ざるのは数回に一回程度です。
これを実写に強いBRAでimage2imageするとかっこよく実写になるんですよ!
このようなモデルを行ったり来たりするような生成ではStable Diffusion Web UIよりもMemeplexやMage.spaceを使う方が楽です。
先日書いた下記の記事の応用なので、image2imageが分からない方は以下の記事もどうぞ!
この虎娘では強度0.5でBRAV5でのimage2imageをしてみます。プロンプトは「tiger girl armor」。すると。
おお、これほかなりの実写風味!
これをさらに右半分部分だけを拡大してさらにBRAV5での強度0.5でのimages2imageをします!プロンプトは同じく「tiger girl armor」。
するとかなりかっこいい実写虎娘に!
虎娘以外も簡単です。
獣人以外のファンタジー世界の住人も可能!
ライオン娘もトカゲ娘も可能なので、みなさんぜひやってみてください!
ちなみに最初の方に例に出したケンタウロス。実はケンタウロスの上半身が人間で下半身が馬という形には、OpenJourneyでもごくたまにしかならないのです。私も何度となく作ってまともに出たのは1桁枚数だと思います。
それを安定して作れるようにする仕組みがカスタムモデルです。
カスタムモデルの使い方も紹介したいと思います!
そして、現在誰でも実写風味ケンタウロスや虎娘が作れるオリジナルモデルも作成中です!
こんなのが作れます。
こちらもぜひご期待ください!