聞いてほしいだけの話をするときのマナー 〜芋を添えて〜
前回は犬か猫にでもなってしまえという話(?)をしました。
今回は「でもやっぱり聞いてほしい!でも聞いてくれるだけで良いの!」な話をするときのマナーについて芋に例えて(?)考えてみます、秋だし。
【このラジオのパーソナリティー】
午後ちゃん(@no___noon)
マッチングアプリのマーケティングチームのデザイナー。秋なのでハーゲンダッツのリッチパンプキン主食にしたい。
ブルちゃん(@aono099)
マッチングアプリのプロダクトデザイナー。秋にやりたいネイルが無限大。やーっぱ秋最高か〜?!
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相談されることで、芋づる式にもらい事故を食らう
午後:この前やり逃げとか不倫の話を深夜に聞いてたら、マンボウメンタル(※マンボウのように些細なことで死に至るような繊細なメンタル)が虫の息になった。
ブル:マンボウには刺激が強すぎますね。やり逃げってもうどうにもならないし、不倫は結局聞く耳もってくれないから、それだけでメンタルが終了する。
午後:その子のもんやりした関係聞いていて、自分のことも思い出したりして、それがまた刺さってしまう。
ブル:直接相談されたわけじゃないのに、まわりまわって聞いただけなのにメンタル削られることもあるくらいだもんね…。
午後:なんかほんとうに他人事すぎても相談のれないし、身に覚えがあると冷静に聞けないし、相談ってしんどい。
ブル:ほんとに…。身に覚えあると、思い出し事故をくらうのだよな……。思い出し事故はもらい事故ぽい。芋づる式に出てきちゃう心の傷…。
午後:もらい事故…ほんとそれ…。芋のツルを切りたい。
ブル:相手が芋を掘って持ってきたとき、絡まったツルがワイの芋も出してくるよな。掘ったばかりの芋よこすなマジ。多少料理なりしてくれよな。
午後:悩みを芋掘りに例えてしまう(笑)。しかも掘りきれてない芋な、手伝ってあげてたら自分の芋出てくるかんじ。
ブル:そうそう。自分のタイミングではなく、相手のタイミングで私の心の傷出てきちゃうのつらい。
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出口のない相談でも、話として面白いときがある
ブル:前に、死にたい〜って思った出来事を友だちに話すとき、話のハイライトを猥談にして話したら、その友だちが爆笑してくれて少しMPが回復したんだよね。特に心配されることもなく面白話として完結した感じ。笑ってくれたおかげでMPが回復したので、まじ男一瞬、ダチ一生。と思いました。
午後:男一瞬、ダチ一生。ほんとこれ胸に刻んでいきたいよ。
ブル:ほんと胸に刻んで生きてくしかない。
で、話しのハイライトを猥談にするなどは、芋の調理くらいになったのかもと思いました。料理までいくと、話を盛る自分に死ぬのでもともとなかった他の食材を混ぜ合わせてはいけない。と思いました。
午後:芋ふかすか揚げるか焼くか茹でて変形さすかみたいな(笑)素材の味を大事に。ていうか芋万能かよ。たとえとして優秀じゃん。
ブル:そうそう、素材の味はそのままでどうやって食べるか次第。もし、つらい系相談されたら、あーコイツつる切ってない芋持ってきよったな、って脳内実況したい。
午後:せめておいしくしてからとまではいわないがつる切って泥落とす。自分のスタンスとしてはせめてふかしてから渡したい…。なかなか難しいんだけどね、そういうとき余裕ないから。でも調理したい。相手に聞いて欲しくて話すわけだから。
ブル:ハイライトを少しズラすとか、どんよりした空気を少し抑えてみようとかね。そうやって考えはじめると、自分の気持ちが落ち着いてきたり。
午後:相談の前に整理しないとな、内省まではいかなくとも…。