南アフリカのワインから大航海時代を思う−お酒は各地を旅する気分で
濁りはなくて透明。しっかりとした黄色が見て取れる。グラスを傾けて起こすと、壁面には粘性を感じられる跡がつく。きめ細かな泡が立つ。グラスを鼻に近づける。香りは熟したリンゴぐらいかな。口に含んでみると、酸味もあるし、旨みもある。パンを口に含んだときのようなフレーバーもある。5000円ぐらいのシャンパーニュをわざわざ飲むなら、僕にはこれで十分かなぁとも思う。これは南アフリカのとあるスパークリングワインを飲んでみた感想です。
「アフリカ」と聞くと、子どもの頃は「暑い」とか「砂漠」