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善と悪とは対極という名の隣り合わせ

とても好きな作品の一つですが、人によっては感想も割れるようです。
そこここに落ちている言葉に気づくか気づかないかの違いかなと思います。

「希望はいいものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」
登場人物レッドは言います。「希望は危険だ。人から正気を失わせる。〇〇の中では禁物だ」と。希望や夢は、毒になることもある。希望が毒になったとき、人は絶望して、自ら命を絶つこともあります。
しかし主人公のアンディーは言います。「人には心がある。心の中には何かがある」と。そして脱走後二人しか知らない場所に隠した手紙で「“レッド 希望はすばらしい 何にも替え難い 希望は永遠の命だ これを読む君が元気だといいが”」と伝えるのです。

他にも心に残った言葉があります。これがいくつもある作品にわたしは惹かれます。『不幸は常に空中を漂っている。今はたまたま自分の上に舞い落ちたんだ。』しかし、漂っているのは不幸だけではありません。希望を持って・・

ぜひ視聴して欲しい作品です。同時に原作も読んでいただきたいと思います。
原作の題名は『刑務所のリタ・ヘイワース』です。

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