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2025年1月全体のまとめ◆原因不明の体調不良。からの回復◆毎日ボカロ曲のステム分析◆MIXI2-SNSを取り戻す

◆原因不明の体調不良。からの回復

2024年末から体調不良が一ヶ月続きました。1月はほとんど音楽を作れませんでした。

年末の作業中に耳が痛くなり、耳鼻科にいきましたが、聴こえ方も正常で、目視でも異常が確認されず。可能な限り大音量を出さないように作業をすることに。

それから耳の痛みは収まりましたが、今度は顔のほてりと、常時うっすら首が締まるような感じの症状が続きました。真綿で首を締める、とはこんな感じなのかもしれない。

症状で調べてみると、更年期障害や甲状腺の異常かもしれないということ。

更年期障害にしては少し早いし、症状も局所的な気がするな、と思いながら、アルコールをやめてみたり、運動強度を上げて自律神経を整えるなど試みましたが、症状は改善しませんでした。

食べているものも問題がなさそうな感じがしていましたが、

改めて見直してみると、豆乳を飲みすぎていないか?ということに行き当たりました。

豆乳に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをし、過剰に摂取するとホルモンバランスに影響を与えるおそれがある。

ここ半年ほど、毎日欠かさずカフェインレスコーヒーの豆乳割りを5、6杯飲んでいました。

一日の上限摂取量は200ml。その倍くらいは飲んでいます。

おまけに大豆イソフラボンが含まれる納豆もたまに食べている。

豆乳+納豆で大豆イソフラボン過多になっているかも?ということで、試しに豆乳を飲まない生活をしてみることに。

すると、たった2日程度で顔のほてりが収まり、首が締められる感じもほとんどなくなりました。

耳はまだ違和感があります。耳はまた別の原因なのかもしれない。

豆乳はなんとなく健康によさそうというイメージがあり、まさか豆乳が原因だとは思いませんでした。

どれにしろ1つのものを摂りすぎるのはよくないですね…

体調がすっかり良くなった2月2日。後厄も終わりました。

厄年はまったく信じていないんですが、厄年、後厄と色々な体調不良に見舞われました。

平均的な人間はこのあたりに体調を崩し、それが厄と呼ばれるようになったんだろうな、という感想です。

首が締まるような症状が治ったので、まさに憑き物が落ちたみたいになってしまった。そういうのは全然信じてないのに。

◆毎日ボカロ曲のステム分析

ボカコレ公式でリミックス用にステムデータを配布しています。

・Stemデータ配布 -ボカコレ公式

このステムを全曲、少しずつ分析をしています。半分くらいは終わりました。

分析の様子は日記に書いています。

ボカロにはコンプレックスのようなものがあって、

編曲家を目指していた当時、ハチ(米津玄師)さんの曲を初めて聴いた時に
「今アンダーグラウンドですらこんなにすごい人がたくさんいるんだ!私の能力では全然通用しないな」

と思って編曲家をやめたという経緯があります。それから歌モノ自体もほとんど聴かなくなった。

(結局、米津玄師さんは異常個体だったということが後に判明するわけですが。)

それから10年以上経って、改めてボカロというものに向き合ってみようかなと思いました。

また今度まとめを書こうと思うのですが、印象としてはサウンドもポジションも”ヒップホップ”に近いという印象を持っています。

サウンドとしてはチープで、奇抜な効果音を組み合わせたり、色々なジャンルをマッシュアップしたりしている。高額な音源は少なく、リッチな層が作る音楽ではない。

正当な理論を使って正当に作るよりも”ハズし”の和声や音色が多い。

サウンドそのものよりも全体のメッセージ性を重視している。

ポジションとしてもインターネットのアンダーグラウンド。昔はメジャー指向の人がスライドしてボカロ曲を作っているというイメージでしたが、現代はメジャー指向はあまり感じず、アンダーグラウンドのままで活動しようという印象が曲から漂っている。

以上の事からジャパニーズインターネットヒップホップカルチャーを感じています。

◆MIXI2 -SNSを取り戻す

あなたはMIXI2のことを覚えているでしょうか。

そこにはもう誰もいません。いるのは私だけ。

招待リンクを張っておきます。

>kohrogiからの #mixi2 招待🎟️一緒にはじめよう!🚀

MIXI2では主にお昼ごはんを投稿しています。基本音楽の話はしない。

逆映えというか、”生活”を投稿していきたい。

一番力を入れてピカピカに作り込んだ晩ごはんよりも、一番力が抜けて雑多なお昼ごはんのほうが私ならではのストーリーを感じて、そのほうがおもしろいな~と個人的には思っています。

数人くらいに反応してもらえればよく、反応よりも投稿自体を楽しむ。

昨今のニュースを見ていると、平時を最大限に楽しむことこそが人生にとって最も重要だと思いなおしています。

極端にコストをかけたりリスクをとって成功や快楽を追求しない。非日常に夢を見ない。

宮沢賢治「雨ニモマケズ」のような日常を淡々と過ごしたい。

◆今月の課題図書

・書籍「サウンドデザイン」読了。

ゲーム、建築、教育、福祉、歴史、映画など、さまざまな分野におけるサウンドデザインの役割と可能性を探る一冊です。各章で異なる著者が執筆しているため、多角的な視点からサウンドデザインについて学ぶことができます。

やや固い記述だったり、範囲が広くまとまりがなかったりしますが、興味深いものも多かったです。

・書籍「効果音の作り方バイブル」読了。


効果音制作の考え方から実践までを網羅した一冊。  
  
素晴らしかった。サウンドを作る技術だけでなく、そこに至る考え方を身につけるための内容。一つ一つ丁寧に解説してあります。
基礎編のあと、発展編でもう一段階深い思考に入っていくというのがわかりやすく実践的な構成でした。

・書籍「やさしい現代音楽の作曲法」序盤。

現代音楽の作曲法について解説した本。

十二音技法、不確定性の音楽など。

歴史と技術を並行して解説してあり、同時代の空気感やできごとも書いてあるのがおもしろいです。

・書籍「6,000曲の“パレード” 作曲家・梶浦由記 異才の流儀」序盤。

作曲家・梶浦由記さんの音楽制作に対する考え方や哲学を深く掘り下げた一冊。

こういった本は基本的に「何をした、これをした、誰に会った」のような事実を並べた伝記的内容になりがちなのですが、この本は「どう考えて音楽を作っているのか」ただそれだけがひたすら語られています。

実際に劇伴を作っている人には共感とヒントが多い内容になっています。
実際に作ってない人からするとピンとこない記述も多いかもしれない。

おまけ

音楽が作れなかったので文章をちょこちょこ書きました。

というわけで、

今月も読んでいただきありがとうございました!

以下いつもの

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