もしピカソがTwitterをやっていたら
「暗幕のゲルニカ」という小説を読んでいる。本のタイトルの通り、美術史上最大の問題作にして大傑作、パブロ・ピカソ作のゲルニカにまつわるお話だ(こんなの常識でしょ?みたいな雰囲気で書いてますがワタシ、ゲイジュツ、シラナイ)。MoMA学芸員の日本人、八神瑤子が主人公のこの物語、彼女の視点と交互に入れ替わるようにドラというもう1人の主人公の目線が入る。アートに詳しい方ならピンと来るかもしれない(私はピンと来なかった)が、このドラ・マールという人物は、ゲルニカ制作時のピカソの最も近くに