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脳腫瘍摘出の手術〜後遺症の話その1
脳腫瘍発覚①
真夏のある日の仕事中突然
頭痛、めまい、吐き気、手足の痺れが
いっぺんに始まって倒れました。
まるで熱中症のような症状でした。
しかしエアコンが効いてる社内で
それは考えられないです。
その日は社内でしばらく休んでいたら、
症状が少し良くなったので自宅に帰り、
寝ていました。
次の日の朝、いつも通りの体調でした。
犬の散歩も行って、朝ごはんも食べて、
元気に自転車に乗って会社へ行きました。
椅子に座り、Macを立ち上げ、
さぁ仕事するか!と思った時、
また昨日と同じあの症状が。
崩れるように床に横たわりました。
意識はしっかりあるのに、座っていられない。
2日続いてのこんな事、何かおかしい。
どうしよう、どうしようと思っているうちに、
先輩が出社してきました。
「救急車呼んでください」
そういうのが精一杯でした。
病院に運ばれて、
点滴されて横になっていたら、
やっぱり症状は良くなっていきました。
夏バテとか更年期障害とかかなぁ〜
もう若くないしなぁ〜
とか考えていました。
そこに看護師さんがやってきて
「先ほどのCT検査の結果で、脳に影が見受けられるので、脳神経外科の診察を受けて下さい」
と言われます。
脳に影?どうゆうこと?
もう頭の中はハテナでいっぱいです。
脳神経外科の先生の第一声は
「左耳ちゃんと聞こえてる?」
でした。
数年前から左耳は電話や小声は
音としては聞きとれるけど
何を話しているのかはわからない。
そのくらいの聴力でした。
耳鼻科に行った事はありましたが、
特に治療もなかったので
気にしてませんでした。
それを先生が言い当てた事にビックリして
「脳腫瘍があります
おそらく聴神経腫瘍です」
と言われても
「あ、だからですか」
と、腫瘍があると聞いて妙に納得してました。
②へ続きます