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昭和のTVCMで一番センスがいい「セゾンカード」のCM
こんにちは、今回はましゃこさんの企画「私の推しごと」に参加させていただきます!
今回は「カルチャー」と「人物」の2テーマで記事を書いてみます。
私は昭和から平成のCMを観るのがとっても大好きです。特に地方ローカルの静止画CMを観るのが好きですが、別ジャンルで好きなCMがあります。
それは
西武グループのCMです。
・テレビで観る美術作品
特に80年代から90年代のセゾンカードのCMが大好きです。
映像のセンスと選曲センスが昭和のテレビでピカイチで好きなんですよね。
西武グループのCMは社長であり作家の堤清二が関わっていたこともあり芸術に傾いているんですよね。特にパルコのCMはわかりやすさよりもアート性やメッセージ性に重きを置いているのでのほほんとした昭和のCMの中でも異彩を放っています。
それが尖に尖ったのが「セゾンカード」のCMなんですよね。
例えば、こちらのCMではポップアートで有名なリヒテンシュタインの作品を使用しています。
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そして私が好きなのがこちら、
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謎のウサ耳ロボット?が体をバラバラにしながら踊っている謎アニメに「一番星見つけた」の美しいボーカルが入るくせになる作品です。これがThe80'sのセンスでまるで森美術館で作品を見ている様な感覚になるんですよね…
だから何度も再生してしまいます。
ちなみにこのウサ耳ロボのアニメはジョナサン・ボロフスキーによるものです。
他にも使われている曲がZABADAKの「ポーランド」(これ一番好き〜!)だったり細野さんの曲だったりかゆい所に手が届くセンスの良い選曲センスをしています。
最初に出会ったのが中学生の頃、懐かしいCM集の中だったのでもう10年以上見続けています。
今のCMは綺麗すぎてこんな感じのサブカル・アングラなCMはほぼ無くなったなぁって寂しくなります。
テレビの中の美術館が令和にも復活してほしいですね…