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小日向台町小学校改築についてのQ&A

小日向台町小学校改築について周知するための「町会だより 特別号」を配布しましたが、そこに記載されている区の対応をまとめた「Q&A」がわかりやすいとの声をいただいています!

そこで今回は、特別号に掲載されていたQ&Aを元に、少し加筆修正したもの(紙媒体ではスペースの限界があったので、泣く泣く削除した内容を加筆)をこちらに再掲します。現状の文京区の対応をぜひ知っていただきたいと思います。

※小日向台町小学校改築問題の概要はこちら(まずはこの記事をご覧ください)



Q:小日向台町小学校の改築スケジュールは?


A:基本・実施設計約2年、工事期間約8年となっています。2022年11月の7回中6回目の改築委員会で突如示されました。小学1年生が中学3年生になってしまうほどの長期間です。現時点では、2024〜2026年が設計期間、2027〜2035年が工期と考えられます。

Q:区は説明会を開催しないの?


A:小日向台町小学区域を含む近隣12町会長名で説明会開催をお願いしましたが、断られました。文京区としては、PTAや地区の代表者が検討委員会に出席しているので、代表者から保護者や地域住民たちに改築計画について周知されているという見解になっています。その見解も、急に示されました。
(出席者:小学校・幼稚園PTA、育成室父母会、小学校同窓会、学区域内町会、小学校校長、幼稚園園長、他行政関係者など、計14名)

説明会は、改築を発注する事業者の建築計画ができたら、開催するとしています。

Q.なぜ敷地内に仮校舎を建てる自校方式なの?


A:具体的な根拠は示されていません。おそらく、校庭以外に仮校舎を建てる土地がないという認識だと思われます。また、文京区の校舎改築は基本的に自校方式が多いので、前例にならっているのかもしれません。

Q:仮校舎を建てる土地として、財務省跡地はなぜ使えないの?


A:最初は法的に認められないから使えないとのことでした。その後、ひとりの町会民の調査で法的に使用できることが判明(2023年11月24日)し、区も認めましたが、「敷地面積が足りない」「利用目的の変更があると国と再び協議が必要」「仮校舎を建てると特養の完成が年単位で遅れる」などの理由で使えないとしています。

↓財務省跡地について詳しくはこちら

Q:本当に特養の完成が年単位で遅れるの?


A:具体的な根拠は示されていません。

Q:小日向台町小学校は改築(建て替え)するしかないの?


A:小日向台町小学校は、昭和13年に建てられました。他区はこの時期に建てられた校舎を、貴重な建築物として残す動きがあります。

↓復興小学校を改修で残している事例

そのため、改修(リフォーム)する方法もあり、歴史的建造物として保存を望む声は以前から根強くあります。
改築が前提となっている根拠は示されていません。改修を検討したかどうかもわかりません。

Q:もうすべて決定しているんですか?


A:住民や保護者に十分な説明があった上での決定だとは思えません。区に再検討を促すために、有志が2023年9月に「小日向台町小学校の改築を考える会」を発足し、活動しています。

Q:学校からの説明はありましたか?


A:小日向台町小学校のHPに改築についての告知はされていません。また、子どもや保護者に対する説明会もまだ開催されていません(2024年2月5日現在)。

Q:予定されている区の説明会はすべて決定した後ですよね。遅いのでは?


A:すべて決定した後、説明会が開催されてそこで要望を伝えても遅いと思います。そのため、現在進められている計画と経緯を、近隣住民や保護者の方に早く伝えたいと思い、「町会だより 特別号」を作成したり、このnoteで情報発信をしたりしています。

まとめ

現在の計画では、8年もの長期に渡って、子どもたちは校庭が使えず、工事の騒音や振動の中で学校生活を送ることになります。
近隣住民も8年間騒音や振動の影響があり、工事車両が絶えず行き交う危険も長期に及びます。改築(建て替え)ではなく改修(リフォーム)、別の土地(例:財務省跡地)に仮校舎を建てる、など、ここまで長期の工期を必要としないやり方があるのにも関わらず、計画が進んでしまうことに危機感を感じています。

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