オスカー?アニー?意外と知らない映画賞まとめ|#64
みなさん、こんばんは。こひまるです。
本日は更新が遅くなってしまった…。荷解きと大掃除でバッタバタ。
明日はお役所さまにご挨拶に行かねば…!
さて先日、『パラサイト 半地下の家族』を観てきたという記事を投稿した際に、「あれ…私映画の賞について意外と知らないな…」ということに気づきまして。本日は、世界の映画賞についてまとめることにしました。
先日の記事をまだご覧になっていない方は、ぜひ見てみてください。そしてまだ劇場でご覧になっていない方は、ぜひとも劇場へ…!
[1] 映画賞は実に17つも!
アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、ブルーリボン賞などは聞いたことがあるものの、世界にはどれだけの映画賞があるのだろうか…ということで調べたところ、なんと、17つもの映画賞が存在しました。
みなさんも聞いたこともないような賞があるかも…!
下記、一覧です。
◆世界の映画賞一覧
※賞の前の()には、起源国名略語:開催開始年を表記。
大州ごとにざっくり分け、改行しています。
【1】(米:1929-)アカデミー賞
【2】(米:1929-)ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
【3】(米:1935-)ニューヨーク映画批評家協会賞
【4】(米:1944-)ゴールデングローブ賞
【5】(米:1975-)ロサンゼルス映画批評家協会賞
【6】(米:1981-)ゴールデンラズベリー賞
【7】(米:1984-)インディペンデント・スピリット賞
【8】(米:1992-)MTVムービー・アワード
【9】(米:1995-)放送映画批評家協会賞
【10】(米:2005-)オースティン映画批評家協会賞
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【11】(英:1947-)英国アカデミー賞
【12】(仏:1972-)アニー賞
【13】(仏:1975-)セザール賞
【14】(独:1988-)ヨーロッパ映画賞
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【15】(日:1950-)ブルーリボン賞
【16】(日:1978-)日本アカデミー賞
【17】(香港:2007-)アジア・フィルム・アワード
映画といえばハリウッド!など、映画が強い国=アメリカというイメージも固いかと思いますが、これだけアメリカに集中しているとは知りませんでした。流石映画大国。
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[2] 映画賞の特徴(アメリカ圏)
さっくりと特徴もまとめていこうかと!
以下、各大州ごとに分けた映画賞の特徴です。
【1】アカデミー賞
→1年以内にロサンゼルス地区で上映された映画から選定。
基本的にはアメリカ映画がメイン。世界三大映画祭より長い歴史を持つ。
受賞者にはオスカー像が渡されるため、オスカーと呼ばれることも。
【2】ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
→通称、米国映画批評会議賞。NPOにより選定。こちらも、アカデミー賞の前哨戦として注目される。現存する映画普及促進に関する活動を行う、世界最古の団体であるため、権威のある賞でもある。
【3】ニューヨーク映画批評家協会賞
→他の映画賞よりも芸術性や社会性を持った作品が選出される傾向にある。
【4】ゴールデングローブ賞
→アカデミー賞の前哨戦として注目される。アメリカのTV・映画に送られる賞。
【5】ロサンゼルス映画批評家協会賞
→ゴールデングローブ賞とともに、アカデミー賞の前哨戦として注目される賞。
【6】ゴールデンラズベリー賞
→アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を表彰。通称、ラジー賞。
【7】インディペンデント・スピリット賞
→NPOにより選出される、インディペンデント系映画に対する賞。
【8】MTVムービー・アワード
→MTV主催。最優秀悪役賞や最優秀キスシーン賞などユニークな賞が注目される映画賞。
【9】放送映画批評家協会賞
→テレビ、ラジオ、オンライン批評家の団体より選出。こちらもアカデミー賞の前哨戦のひとつ。
【10】オースティン映画批評家協会賞
→テキサス州オースティンの映画評論家の組織により送られる賞。
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[3] 映画賞の特徴(ヨーロッパ圏)
【11】英国アカデミー賞
→イギリスの映画産業に大きな影響を与えている。
近年、米アカデミー賞の前哨戦とも言える事例が多く見受けられる。
【12】アニー賞
→国際アニメーション映画協会が主催するアニメ作品とそのスタッフに与えられる賞。通称、アニメのアカデミー賞。
【13】セザール賞
→フランス版の米アカデミー賞。
【14】ヨーロッパ映画賞
→その名の通り、ヨーロッパ映画に与えられる映画賞。
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[4] 映画賞の特徴(アジア圏)
【15】ブルーリボン賞
→東京のスポーツ7紙の映画担当記者により選出される賞。
【16】日本アカデミー賞
→文字通り、日本版の米アカデミー賞。
【17】アジア・フィルム・アワード
→アジア映画を対象とした映画賞。香港国際映画祭開催30年と香港返還10年を記念し、授賞式を執り行なうようになった。
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以上、本日は映画賞について、ぶわーっとまとめてみました。
挿絵もなにもないと殺風景で見ているのが苦しい、というお声は、耳が痛いので聞こえないこととします…。ごめんなさい!
まとめていてわかったことは、アカデミー賞の権威。アカデミー賞の前哨戦というワードが何度用いられたことか。
最も古いという映画賞、こんな舞台で主演男優賞や、主演女優賞なんかをとった時にはスピーチで足がガックガクになることでしょう。このアカデミー賞の最高賞とも名高い作品賞に、『パラサイト 半地下の家族』が選ばれたなんて…アジア人としての誇りですね。
というわけで、明日は世界の映画祭についてまとめていきたいなあ、なんて思っております。
明日は月曜!頑張っていきましょー!
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