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どうしてSOYMILブレンダーなのか?

こんにちは、SOYMIL(ソイミル)の佐藤です。暑い日が続きますね。今年も様々なイベントが中止に追い込まれていますが、できる範囲内で夏らしいことをしていきたいですね!

「どうしてSOYMILブレンダーを扱おうと思ったのか?」といったことを多くの方に聞かれます。私にとって、事業の柱となっているテーマの「食」は心を繋ぐパスポートのような存在であり、家電製品はそのサポート役であると考えているからです。

1.私の原点

私は今日に至るまで、世界約30か国・地域を旅してきました。訪れた国や地域では必ず現地のスーパーマーケットに立ち寄ります。この町の人は何を食べているのだろうか?なんでこの地方の人は塩辛いものを食べるのだろうか?食を通して多くの人の生き方や文化が見えてくるような気がします。

そして、現地の人と話して仲良くなった際には一緒に食事に誘われます。
「この料理、意外と日本人の口にも合いそう!」と思うことがしばしばありました。

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また、旅先で出会った人々に日本の菓子を渡すと、
「すごく美味しい!」「どこで売ってるの?」と聞かれます。

文化的背景や言語が違うため今まで交流できなかった人々とも「美味しい食」を通して心の距離を縮めることができるんだ!と何度も感じてきました。

ある日、私が海外に住んでいる友人とおしゃべりをしていた時に、中国を始めとするアジア諸国で販売されている豆乳マシンの存在を知りました。

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中国のmokkomというブランドで、加熱機能と撹拌機能を同時に備えた家電です。私の友人は、この家電を活用し、豆乳、スープとフレッシュジュースを作っています。また、豆乳をメインで作ってるので「豆乳マシン」と呼んでいました。

この家電を見た時、私の中で背筋に電気が流れるような感覚がありました。

自分がアジア諸国で出会った豆乳料理、お粥料理、その他スープ系料理・・・蓋を開けたときのふわっとした湯気・・・

これ一台で全てが体験できる!!

多くの人々とあの高揚感を共有していきたい!!


2.開発体制

とはいっても、海外から家電を輸入しても日本国内ではそのまま使えません。また、家電は安全性を保証する必要が法律で定められているため、販売には長い準備が必要です。そのため、素人が簡単に始めることができるようなものではありません。今思うと、多くの方のご縁や支援があってこそ日本国内規格のブレンダー製造に至ったのだと振り返っています。今回は張さん(仮名)とTさんの出会いについて簡単に紹介させていただきます。

工場を繋げてくれた張さん
張さんはかつて九州有数の都市に留学をして、日本語を勉強していました。留学中に地元の方々に生活面や言語学習面で助けられた経験があり、「いつか日本でお世話になった人に恩返しをしたい」といった気持ちを持って中国の広東省で生活しています。
そんな張さんとふとしたことから出会いました。私の想いや事業計画を伝えたところ、中国で加熱式ブレンダーを製造している工場を紹介してもらいました。

部品の規格や性能面での質問等、工場に詳細を伝え丁寧に対応してもらったこともあり、順調に製造を進めることができました。また、現地で生活している日本人の友人が工場を何度も足しげく通い、製造に向けた段取りを確認してくれたこともあり、製造ラインを無事に稼働させることができました。


検査を一緒になって進めたTさん
Tさんは、元大手総合家電メーカーの技術者の方です。台湾や中国での工場での勤務経験があり、製造はもちろんのことサプライチェーンについても詳しい方です。

日本の電気規格や安全性に適合するかどうか、Tさんの経験を活かして調査を進めていき、試作品の検査を進めてきました。

大手総合家電メーカーで積み重ねてきたTさんのご指導が無ければ販売にたどり着くのも難しかったかもしれません。製造に関して多くの課題がありましたが、Tさんが赤子の手をひねるようにすべてを解決していきましあた。改めて技術者の長年の経験と感性は非常に重要であると実感しました。


3.新しい発見をもっと身近にしていきたい

上述した方々以外にも多くの支援を頂いて、SOYMILブレンダーは製品化に至っています。

豆乳を自宅で手軽に楽しめる体験が広がるにはまだまだ時間がかかるかもしれません。一方で、この製品が世界に広がり、多くの人々がボタン一押しで様々な料理ができる便利さを感じていただくことで、多くの人々の生活を少しでも楽しめるものにできるんじゃないかと思っています。

僕が感じた高揚感を、僕だけで終わらせたくない。

多くの人と一緒にワクワクしていきたい。

そんな想いでブレンダーの開発をしていきましたし、今後も新型を出していく予定です。


株式会社SOYMIL 代表取締役社長
佐藤航平

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