「SOYMIL」の勤務で得られることとは?
就労、業務委託、バイト、プロボノ・・・様々な関わり方をするメンバーがいますが、どのようなことを身につけられるのだろうか?と私自身何度か考えたことがあります。上っ面なスキルを超えた話をテーマにしていきます。
どんなスキルを身につけられるか
事業立ち上げに関する一切のスキルを身につけることができます。
法務や経理などの管理部門に限らず、商品開発、マーケティングや営業、ブランディングや広報など、領域はかなり広くあります。また、希望する方には事業計画書の作り方も伝授するつもりです。とはいえ、スキルは専門家の力を借りたり、勉強すれば後付けできます。そこで、もっと深い点で身につけられるスキルは以下の二点であると考えてます。
1.自分を深く理解し、心のわだかまりを無くすこと
SOYMIL事業では、自分の強みと向き合い、「今・ここ」にあるプロジェクトにどう活かしていくかを定期的に振り返る機会を設けています。これは単に自己理解を進めるだけでなく、「今・ここ」に全集中することで心のわだかまりや邪念を無くし、前向きな気持ちでプロジェクトに取り組められるようになります。
自分がよく分からなくなり、行動を躊躇するのは、過去と未来にに思考が向いた時に起こりやすい傾向があります。過去の失敗やトラウマなどを思い出すこと、不確かな未来を不安に思うことで心が乱れます。いずれにえよ、「今・ここ」にいる自分にだけ向き合うことで、過去と未来の雑音がだんだん小さくなり、自分の強みを最大限に活用して未来を切り開いていけるようになります。
2.未踏の領域に踏み込む度胸と行動力
「今・ここ」に集中し、自分の強みを活用できるようになれば、「経験したことのないこと」「分からないこと」に対しても前向きに取り組むことができるようになります。
「今・ここ」にいる自分を信じることは、過去のトラウマや未来への不安を受け入れていけるほど、強い信念を持っている状態であることでしょう。どんなに難易度が高くても、時間がかかっても「今・ここ」にいる自分を信じて、前に進む経験を積むことでより先に進むことができます。
将来のキャリアにどう繋がるか
日本の大きい組織(企業)は、同期や職場の繋がりの中でキャリアを過ごすようなメンバーシップ型雇用が前提となっていましたが、コロナ禍を機に「同期との繋がり」や「職場との繋がり」が見直され、個人と企業の関係が大きく再定義される時代になっています。そのため、「〇〇の社員であること」よりも、「自分で人生をデザインし、形を作っていく」ことが人生を充実させる上で決定的に重要だと考えています。
「自分を深く理解し、心のわだかまりを消すこと」と「未踏の領域に踏み込む度胸と行動力」があると、過去のトラウマや失敗、未来への不安、あなたの人生に何の責任も持たない周囲の人間からの評価に惑わされることなく自分の人生をデザインし、力強く前に進めることができるようになります。
商品開発、マーケティングや営業、ブランディングや広報といった点で知見を積むことができますが、それ以上に自分の人生をデザインする力を身につけることで、幸福度の高い人生を送れることに繋がると考えています。
会社や代表がどんな支援ができるか
残念ながら、私はそこまでスキルがある人間ではないので、できる支援はほとんどありません。その代わり、皆さまの中に秘めたパワーと向き合い、開放できるような機会を作っていこうと思っています。
1.「支援しない」という支援
プロジェクトの理念、目標とする成果物の姿やKPI、役割の意味をお伝えした後に私が細かい指示出しをすることはありません。進捗確認や問題の埋め合わせをしていきますが、原則として各人の取り組みや試行錯誤に委ねていきます。これは、自分が輝けることと向き合い、思い描いたことを試行錯誤するなかで実力をつけてほしいと思っています。
また、個人的な経験から、頭ごなしに怒鳴られて指示出されるとやる気を失うので、自分で選んだことを全力でやるほうが大変なことが多いですが、比較にならないほど楽しいです。ただ、迷ったり困ったりした際はいつでも力になれるように準備をしていくつもりです。
2.ワークショップやSOYMIL事業に関連する勉強会・交流会
不定期でワークショップを実施します。その他にも、SOYMILプロジェクトと関連がありそうな勉強会・交流会の情報共有や、SOYMILチームとして参加する場合は、チケットの提供を行います。新しい発見や繋がりを得られるチャンスは積極的に紹介していこうと思っていますし、このような機会で繋がった仲間ですので、チーム内で積極的にコミュニケーションを取れるような機会を作っていくつもりです。
3.他社や他の団体との交流
slackには外部の方も入っています。同じ組織、同じ仲間といつもやり取りをおこなっているとどうしても発想が内輪になってしまうことから、定期的に外の人とも交流を持てるような機会を作っていくという狙いがあります。半年に一回開催している、全社懇親会も基本的に半数が部外者です。自分の世界にいないような人と接することは、世界の多様性を受け入れ、視野を広げる意味で重要な意味があると考えています。
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