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映画(とか)のこと、あれこれ書いていきます。
こんにちは! 小原(オバラ)と言います。
ふだんは有料の週刊メルマガをしこしこ配信したり、ブログで自分の記録と訓練のために映画のレビューを書いたりしているのですが、今回からアメリカと日本の映画や映像業界についての文章をnoteにも書きはじめようと思い立ちました。
うおー。よろしくお願いします。
noteをつかうのは、完全に有料メルマガ共同配信者の三谷匠衡に影響されてのことです。彼のnoteの記事はかなり頑張って掘り下げてあって、質、高いんです。なんたってUSCフィルムスクール卒(ピーター・スターク・プロデュース科)ですし。アメリカ最高峰の映画製作者教育、ほどこされてますからね。
オバラはこんな人です
ぼくは今年でロサンゼルスに移住してもう6年目で、いまは現地のウォルト・ディズニー・カンパニーでアニメーションのプロデュースにたずさわってます。
昨年から3作品の立ち上げに関わって、うち2本はシーズン2の制作へと歩を進めています。日本ではリリースされていないので、作品名はおいおい明かしていきます。でも大作に関わっているわけではなく、いずれも数分ずつの短編シリーズです。登る階段は長い。
渡米前までは5年間、東映アニメーション株式会社でプロデューサーを務めていました。大学を卒業してから、総合職部門で入社して企画部に配属されました。
代表作は『ドラゴンボール改』『聖闘士星矢』OVA、第5期『ゲゲゲの鬼太郎』劇場版や、その世界観をつかった3Dアトラクションのクリエイティブなど。『出ましたっ!パワパフガールズZ』なんていう野心溢れる(?)国際共同製作企画を通して、会社で一人前にしていただいた身です。
もともと帰国子女だったこともあって洋画に馴染みがあり、出張や研修などでアメリカの映像業界のシステムに触れていくうち、渡航意欲が湧きました。そこで一念発起して、2010年秋に渡米しました。
アメリカを土台に、プロデューサーとして一本立ちすることはまだまだ遠い先の話。現在の役どころは「プロダクション・コーディネーター」で、今月やっとディズニーでの勤続1年が経過したところです。
アメリカ映画協会(AFI)附属 映画大学院いってきました
「アメリカ行ってから、今の仕事に就くまでなにやってたわけ」という話、ありますよねー。会社を辞めてから、ぼくは最初に大学院で映画の理論と製作ノウハウを勉強しました。
アメリカでの映像作品のつくり方って日本のそれとはぜんぜん違うし、転職先を見つけてから移住したわけじゃないんです。いや、手に職系の職種ならまだしも、企画開発の分野で現地企業にいきなり就職するなんてハードルが高過ぎてぼくにはできませんでした。
少なくとも、ぼくは他にそんなことを成し遂げた人も、ちょっと知らないです。ぼくはましてや英語にも慣れていなかったので、日本語以外でクリエイティビティを発揮するなんてとてもできませんでした。
そんなわけで、東映アニメ勤務時、秘密裏にアメリカ映画協会(アメリカン・フィルム・インスティトゥート=AFI)附属の映画大学院(AFIコンサバトリー)に願書を提出し、2010年入学予定者として無事合格通知を受け取りました。
それから2年半はアメリカの、特にハリウッドの実写の映画製作のあり方を勉強して、卒業後は現地プロデューサーのアシスタントやエージェンシーのインターン、マネジメント・カンパニーでのタダ働きをしつつ、フリーランスで小遣いを稼ぐという日々を過ごしました。
一時期はこちらで日本人のコミュニティのご好意で、CM業界の現場で少しばかり修行もさせていただきました。あの頃お世話になった方々には本当に頭が上がりません。いずれにせよ、そんな4年半を終えて2015年春、最終的にいまの仕事にたどり着いたわけです。
軽めの時事ネタとか?やろうと思ってます
いつも踏み込んだ記事は有料で配信しているメルマガに掲載しているので、こちらではなるべくこまめに、手短かな時事ネタとか、軽い記事をだだ流しにしようと思ってます。
メルマガに載せているコラムをバラ売りしたりもできたらいいなぁ。
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ということで、よろしくお願いします。