気まぐれ手記 #4
7/30
昨日からYouTubeに張り付いてフジロックの配信を見続けている。昨日は踊ってばかりの国、Original Love、Night Tempo、VAMPIRE WEEKND、今日はORANGE RANGE、Helsinki Lambda Clubを観た。今は折坂悠太さんが重奏セットで演奏中。"この"ステージに立ちたい、という明確な場所は個人的にはほとんどないのだが、フジロックだけには「出たい!」という強い気持ちがある。いつか出れたらなーと思う。
7/31
またまた昨日に引き続いて終日フジロック。良いライブをたくさん観れたけど、ついさっき観たハナレグミのライブが最高で、ひどく感動している。普通に晩飯を食べたりしていて最後のほうだけしか観れなかったのが悔やまれる。ハナレグミに関しては所謂"通ってきた"状態ではないので正直知っている楽曲は多くないのだが、バックを務めていた東京スカパラダイスオーケストラとともに生み出されるグルーヴがすさまじく、会場に居たお客さんにもそのグルーヴが申し分なく伝播しているのが映像越しにも十分すぎるほど伝わってきた。昨日のスカパラステージでのコラボにも引き続き、フィッシュマンズ「いかれたBABY」の演奏もあった。その3組のグルーヴとストーリー。もちろん僕がそのすべてを知っているとは全く思わないが、自分なりに色々感じ取って心が大きく動いた。映像ではあったが、本当にいいものを見れたと思う。
8/2
結局『ジュラシック・パーク3』を観返えさず最新作『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』を鑑賞。どうやら賛否両論あるみたいだが、僕はとても面白く観れた感じ。映画の感想なんてのは映画のどこをクローズアップして見れるか、どこをすぼめて見れるかによるんじゃないかと最近は強く思っている。つまりどんな映画にも良い点、微妙な点はあって、良い点にピントを合わせて観ることができたらああ良い映画だったなとなるし、微妙な点ばかり見えてしまったらこれは駄作だなーとなるんだと思う。Filmarksなんかを眺めていても特にそう感じる。今回のジュラシック新作に関してはその二者で評価がパックリ二分しているような気もする。「良い点ばかり見れた」僕はシンプルに幸せだと思う。意図的に「良い点」に目を向けさせること。自分たちが作品(特にアルバム)を作るときにも意識したい。
8/8
『14才の栞』という映画を観たので、自分が14才のときって何を聴いてたかな〜などと思って帰り道にSEKAI NO OWARIのアルバム『EARTH』を聴いた。1曲目は「幻の命」。懐かしい。とてつもない懐かしさと同時に、『14才の栞』で見た中学生達の純真さと14才だった僕の純真さ、澄み切ったピアノの音が重なって、えもいわれぬ、でも力強いカタルシスが僕を覆う。とてもとても清々しい気持ち。この手の感情はしょっちゅう味わえるものでもないと分かっているので、大事にしたい。
8/12
Night Tempoのライブに行ってきた。「ザ・昭和グルーヴ」の日本ツアーということで、80年代あたりの歌謡曲やシティポップをリアレンジした曲でDJプレイするやつとのこと。シティポップが好きだし、世界的な同シーンの立役者である彼の動向をここ数年追っている身としてはどうしても踊りにいっておきたい...!という思いで、なんとかチケットを手に入れ遊びに行った。最初から最後までかなりの盛り上がりだったが、やはり「プラスティック・ラブ」「真夜中のドア」「君は1000%」あたりのフロアの一体感はなかなかのものだった。杏里「Remember Summer Days」がかかった瞬間に近くにいた外国人が「Anri! Anri---!!!!」と叫んで興奮していたのだが、それにやけに感動した。
8/16
妹が女優の有村架純さんのことを「最強コンテンツ」と呼んでいた。生身の人間を"コンテンツ"と呼称するのはかなり気が引けるが、妹の所見に対してなぜか異論は全くない。『石子と羽男』はそこそこ面白いなと思いながら観ているところ。
8/17
ソニックマニアの会場へ向けて電車で移動。ワイヤレスイヤホンの調子が悪く充電ができない&切れたせいで音楽が聴けない。でもこのあと爆音で朝まで音楽浸けと考えるとまあまあどうでもいい。あ〜楽しみ。