気まぐれ手記 #3
7/19
広島でのBye-Bye-Handの方程式との久しぶりの対バンに、急遽出演が決定したアメノイロ。のツアー。ずっと考えていた色々なことの再確認や新しい発見など、バンドとしても僕個人としてもとても意味のある2日間だったと思う。音楽が創作され人前で演奏されること/それを聴くこと、消費されること/消費に抗うこと、大事なのは結果なのか/過程なのか。等々について再考。
7/21
神戸でのライブ後ぐらいから変な頭痛が2日ほど続いて治らず、これはおかしいと思いインターネットで調べてみると、どうやら「後頭神経痛」という頭痛のようだ。身体の不調についてネットで調べるのはいつも相当な勇気が要る。のであまりしない。何か(命に関わるような)重大な病を見つけてしまったらどうしようという気持ちになるものだ。勇気を振り絞りエイヤと調べてみると、痛みはあるものの特に大きな心配は要らないということで一安心。いや一安心どころか正直めちゃくちゃ安心した。というのが昨日の話で、今日は痛みも引きよっしゃ治った〜と思っていたのだが、ふとしたきっかけで痛みが再発。まあまあショック。
7/22
『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作がもう来週には公開されるので、本当なら「パーク」の1〜3と「ワールド」の1,2を観返したいところ。なるべく公開されてすぐに観に行きたいので公開初日までに上記の5作を観返すことができればベストだが、さすがにそんな時間はない。頑張ればいけそうな気がしなくもないが、かといって今から観返し始めて、中途半端に「ワールド」の1まで観たところで公開初日を迎えてしまうというようなパターンは避けたい。が、実行に移せばなんかその結果になりそうな気がする。悩みどころ。話は少し変わるが、「パーク」の2と3、特に3に至っては観た覚えが全くない。1はT-Rex、2はヴェロキラプトルがメインの昨日だったと記憶しているものの、3に関してはストーリーから登場人物から1ミリも覚えていない。これは一体どういうことか。仮に観ていなかったとすると、シリーズの一部を未見の状態で最新作に挑もうとしていたことになる。それもかなり避けたい。そんなことがあってたまるかという気さえする。かといって、5作のうち3だけを観返すというのも気が引ける。もっとこの問題に早く向き合っておくべきだった。
7/23
昼間の電車に乗る。土曜日ということもあり、人はまばら。外は夏らしい晴天で、梅雨明けにもかかわらず雨が続いていたここ数日のこともあり、とても気持ち良い。ちょうど聴いていたWallowsのインディーロックな音ともよく合う。音楽と乗り物、晴天はやはり相性がいい。音楽の最高な楽しみ方の一つ。自分たちが作った音楽もこんな風に楽しんでもらえたら嬉しい。
7/25
昨日は静岡UMBERにてイカスタンジャケットのイベントに出演。事あるごとに誘ってもらっていたのだが、なかなかタイミングが合わず出れていなかった。今回やっとのことで出演。とても良い夜だったと思う。イカスタンジャケットのライブが最高に良かった。地元で輝く地元バンドのライブ。えも言われぬ幸福感に包まれた。この感じはしばらく味わっていなかったような気がして嬉しい。ライブを見ている(というか一緒に場を作っている)お客さんの雰囲気もすごく良かったし、大前提としてイカスタンジャケットの楽曲が超良い。久々に唸った夜だった。
7/26
書くことがあるときに書く、を基本のスタンスとしており、それが本稿が「気まぐれ」の名を冠している所以である。「日記」ではなく「手記」としたのは、今言ったように必ずしも毎日書くものではないということに加えて、なんとなく「手記」という言葉を使いたかったという理由がある。そのため、最初は「気まぐれ手記」ではなくより「手記」という単語を活かしたタイトルも検討していた。「痛快手記手記通り」とか「私を手記ーに連れてって」とか。もちろん却下しました。