<完全保存版>全マーケターに捧ぐ!顧客に”早い・安い・簡単”な、まさにコンビニ。ChatGPT×ノビシロのすごさ
ノバセルの小林です。
自己紹介すると、1990年生まれ、京都大学・大学院医学研究科卒業後、フランス化粧品会社ロレアルに新卒で入社。4年間日本でプロダクトマーケティング、デジタル、イーコマースに携わり、その後アジア統括本部である上海に駐在し、Regional Marketing Manager。2021年にロレアルを退職し、ノバセルに参画して現在執行役員。個人では自身の化粧品ブランドを経営しています。
この度、マーケティング出身の人間として、かなり興奮する製品を作り、そして進化したのでご紹介します。
作った物の営業がしたいわけではなく、ピュアに私が1マーケティングに携わってきた人間として、こんなものがあればいいなぁという製品を作ったので是非その裏側をお話しできればと思います。
なお、これはマーケティングに関わる人のみならず、働くすべての人に読んでいただきたいですし、ノビシロという製品はマーケティングの域を超えて使ってもらえる製品なので是非お試しください。
1.マーケティングの仕事における積年の個人的な課題をみんなにぶちまけるときがついにきた
その仕事をずっとやっていると、”え、この習慣おかしくない?”と思うことはありませんか?
新卒からマーケティングの仕事をする中で、何度もみみたこで言われ来たのが”顧客起点”です。
これ言い方が色々あり、前職のロレアルではConsumer centricといい、P&GではConsumer is our boss.というらしいです。
3-4年マーケティングに関わると、さすがにもうくどいというか、言われ過ぎてもう辛いのですが、いまだに日本では標語のように顧客起点が唱えらているのが事実です。
そんな私も部下には偉そうに、顧客起点で考えろといってますし、いまだに上司や先輩方には顧客起点が足りないと言われる訳です。
マーケターにとっての顧客起点は、ネットフリックスにおける愛の不時着くらい基本の㋖なのに、なんでいまだにみんな困るのかずっと疑問でした。
でもマーケティングの現場ではいまだに、
・新製品のパッケージを、N=10人くらいの社内アンケートで決めてしまう(しかもだいたいターゲットな人はそのうちの3割くらい)
・意外と自分のブランドや製品の認知度を把握できていない
・新しい広告のコミュニケーションを、なんとなくそれっぽい人がそれがいいといったコピー一本勝負で投資してしまう、何億円も
みたいなことが全然起きてますし、恥ずかしながら私はそんな失敗を何度もやってしまいました。
前職の化粧品会社にいるときは顕著で、どう考えても自分は製品のターゲットでもなければ美的センスもないのに平気で”この色のリップ良さそう!”なんて言っていたことは今となっては黒歴史です。
じゃあなんでこんなことがマーケティングの現場で起きてしまうのか。
ずーっと考えていて、たどり着いたのは企業(マーケター)と顧客の距離が実はかなり遠いということです。
事業会社のリアリティとして、それお阻む壁がすごく多い。
・なんか会社の社員として、という看板を背負うとなかなかお客様にインタビューするのがハードル高い(秘密保持などの観点も含め)
・慣れていないのでいざ調査やインタビューをするとなっても何を聞けばいいかいまいち分からない
・かといって調査をするとなると、時間や費用もかかる(顧客インタビューや簡単な認知調査だけでも100万くらいすることも)
じゃあどうすれば解決できるのか?
悩みに悩んでたどり着いた答えが、事業会社と顧客の距離をテクノロジーで”早い・安い・簡単”でつなぐということです。
まさにマーケティング界のコンビニ、牛丼になるということです。
2.じゃあ解決しよう、「ノビシロ」の誕生
自分自身が感じるペインをプロダクトにして解決することはとても感慨深いです。
ただどうやって実現しているのか?
①早い、安いの理由
これは日本の調査会社の構造に着目しています。
事業会社と顧客(調査パネル)の間に第3者が入るから、無駄にコストがかかるし、時間もかかる。
勿論人が介在することでできる調査もあるが、別に介在しなくてもいい調査ってたくさんありますよね。
なのでこうしました。
これまでの調査市場の構造をツールで代替する、いわゆるSAASモデルで解消しにいったのが1つ目の発明です。
②簡単、の理由
ここが一番の課題でした。
早い・安いは構造的アプローチでペインを解消しましたが、簡単だけはなかなかその術が見つからなかった。
調査が難しいと言われる一番の理由はその調査票の作成にあり、これは作成者の意図を組んだり、選択肢を拡充したりするのが意外に手間で難しい。
選択肢はこれで過不足ないんだっけ、回答方式はこれで正しいんだっけなど意外と調査をするのは難しいのです。
私も実は自分で調査票を書くという経験はあまりなく、ロレアル時代は優秀なリサーチチームがいたので、”こんなこと知りたい!”というのを伝えると素晴らしい調査レポートと示唆が貰えました。
ノバセルに転職してからは、スタートアップというのもあり、入社後自分で調査票を書きまくるという経験をしましたが、めちゃめちゃしんどかった。
シャンプーに関する調査をするなら、競合にあたる製品を抜け漏れなくすべて記載しないといけないし、新しいキャッチコピーの中でどれがいいか知りたいなら、かなり幅広く出して偏りがないようにしないといけない。
10~15調査票をかいたところでついに心が折れ、これどうにかならないものかと思った時に、優秀な学生インターンが現れ、僕の
「うーん、こんな感じで調査して、あーゆう感じのことが知りたいかも」
というざっくりした依頼を基に調査票を生成してくれるようになり、とても助かりました。
自分自身で顧客理解の大変さのペインを強烈に感じ、非常に属人的なソリューションを作ったわけですが、ここに課題を感じている人は多いんじゃないかとふと思いました。
こんなことが知りたい、意思決定をしたいが、それをサポートしてくれるデータがぱっと手元にあればどれだけビジネスがスムーズに、そして合理的に進められるか。
これをテクノロジーを活用して解決できたらすごいんじゃないか。
そんなときに現れたのがChatGPTでした。
社内のエンジニアが、「ChatGPTに調査したい事を依頼したら、調査票書いてくれて、それをノビシロに転記して調査した」という声を聴き、「それだ!」ということで、
ChatGPT×ノビシロという掛け算で、このペインを解消することに決めました。
3.ChatGPTを実装した「ノビシロ」を使ってみた
実際に使ってみましょう。
まず!
いまノビシロは登録無料なので、是非下記から無料登録してください。
1分で出来ます。
元々マーケティングに携わるお客様をイメージして作ったプロダクトなのですが、実はエンジニアの方やデザイナーの方などかなり幅広いお客様にお使頂いており、すでに80社以上にご導入いただいております。
次に、新しく搭載した”AIで調査を作成”機能を選びます。
すると入力画面が出てくるので、どんな調査がしたいか入力してみてください。難しく考えず、ざっくりで良いので自分が知りたい事を入力ください。この時のポイントとして、インプットする情報は、<カテゴリーや領域名><製品やサービス名><何を知るための調査を行いたいか>という3段構文にすると、調査生成の精度が大幅に上がります。
実際に使ってみましょう。
いま私はこのノビシロを一人でも多くの人に今後使ってもらうために、どう改善すればいいのかがとても気になっているので、
<カテゴリーや領域名>調査サービス
<製品やサービス名>ノビシロ
<何を知るための調査を行いたいか>改善
という形でインプットしてみました。
すると体感30秒くらいで調査票が生成されました!認知とUI/UXに関する質問が最初に来て、クロス集計しやすい形で調査票が生成されています。改善したい、というニーズなので、それに合わせてQ3で「どのような機能があればいいですか?」という質問も入れてくれています。そして何より、選択肢まで自動で作ってくれているので、わざわざ自分で考えなくてもいい!これが一番の便益ですよね。
もし、自分で追加したい回答候補があれば、そこだけ自分で編集できます。ある程度調査票のベースがあればブラッシュアップはかなり簡単にできるので、どなたでも使いやすいプロダクトになっています。また、調査設計で結構迷う選択方式(一つだけを選ぶのか、複数回答OKなのか、自由記述なのか)も最適なものを選んでくれているので、調査初めてな方でも全然使えます。
気分としてはこんな感じです。まさに王様気分。ざっくり調査したい事さえ数文字ぱぱぱっと入力すれば、あとは勝手に調査票ができて、ワンクリックで調査開始できてしまう。
しかも調査結果も早ければ30分で出て、面倒なローデータ操作も不要なので、データもこんな感じで自動で生成されます。
もうこれコピペで資料張り付けちゃえばめちゃ楽です。
ノビシロで調査頂いているお客様にヒアリングすると、ノビシロはこんなシーンで使うといいらしいです。
・パッケージやコンセプト調査
→これまで社内アンケートでざっくりやっていたが、本当にそれでいいのかとなり、一方で大規模調査するまでもないような調査はノビシロにして安くていい!とのこと。
・認知度や好感度などの定点調査
→莫大な予算がある会社様はいいですが、多くの企業にとっては調査費も限界がある。しかも定点調査は正直同じ調査内容を繰り返し入稿しているだけなので、うん十万円もかけてやっているのがもったいないということで、ノビシロに乗り換えているとのこと。
・市場調査で事業のあたりをつける
→新規で事業を始めるときに、もちろん収集できるものは拾い上げたうえで、市場の顧客の声も拾って、事業確度を早くあげるという使い方をしているとのこと。私が使う場合もこれが多いです。
ということで、是非興味を持ってくださった方はこちらから登録ください!
アカウントは無料で作れて、登録→調査開始まですぐなので、是非ご活用ください。
完全従量課金なので、とりあえずアカウント作って調査しない、とかでも費用は全く発生しません。
使い方が分からない、会社で導入していきたいという方は是非お問い合わせください、ご説明差し上げますし、導入規模によっては特別なプランなどもご用意します。
読んでいただき、ありがとうございました!