見出し画像

【大阪・東京】現代アートのオールスター「TRIO」展@大阪中之島美術館

こんにちはアート王子ココです。
今日は「パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション TRIO」展についてご紹介します!

この美術展は3都市の美術館からそれぞれオールスター作品が集まり、あるテーマにそってそれぞれ1作品ずつ、トリオを組んだ展示になっているユニークな美術展です。

参加している美術館は
パリ市立近代美術館
東京国立近代美術館
大阪中之島美術館
です。

このうち、パリ市立近代美術館は行ったことが無いのですが、東京国立近代美術館は実際に訪れて、まさに近代美術の1番の受け皿って感じがしました。(関西人の僕は京都国立近代美術館と規模が違って驚きました)

2023年3月に行きました!

大阪中之島美術館は「近代美術」に特化した美術館では無いですが、所蔵する佐伯祐三を始めとするスター作品が、他のパリや東京からの作品と遜色ないレベルで展示されていて、大阪中之島美術館ファンとしても嬉しく、オールスター達を一度に見ることが出来ていい美術展です。

開催概要

開館3周年記念特別展
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
大阪中之島美術館 4階展示室
2024.9.14-12.8
前期(9.14-10.27)後期(10.29-12.8)
※東京展は終了(東京国立近代美術館 5.12-8.25)

大阪中之島美術館HPより

どんな展示?

"トリオ"で撮るには迷惑になるので公式Xより拝借
(@trio_2024)

本日(9/14)から始まった「トリオ展(TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション)」に行ってきましたー!

パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館3館のそれぞれコレクションを持ち寄り、「トリオ(3点1組)」としてテーマごとに共通のある作品を展示しています。

大阪中之島美術館 開館3周年記念特別展としても位置付けられています!

展示構成

I 3つの都市:パリ、東京、大阪
Ⅱ 近代化する都市
Ⅲ 夢と無意識
Ⅳ 生まれ変わる人物表現
Ⅴ 人間の新しい形
Ⅵ 響き合う色とフォルム
Ⅶ 越境するアート
※一部撮影不可の作品あり。

出品作品リストより

感想

楽しみにしていた「トリオ展」初日に行ってきました!
昨年の3月に行った「東京国立近代美術館」の所蔵作品が来るーっ!って事でワクワクしていました!
特に楽しみにしていたのが萬鉄五郎の「裸体美人」です。
東京で間近で見た時と違い、残念ながらガラスケースに入っていましたが、また再会できました!
モディリアーニとアンリマティスの"横たわる女"たちと並んでトリオを組んでいるのは圧巻でした。

その他にも佐伯祐三、ユトリロ、デ・キリコ、奈良美智、草間彌生、岡本太郎、ダリ、バスキア、パウルクレー、パブロピカソ、マリーローランサン、藤田嗣治、岸田劉生などなど
オールスター揃いで最高でした。

油彩、写真、彫刻、建築物、立体物、映像作品、ガラクタアートなど、表現方法にバリエーションがあり
人物画、静物画(モノ)、風景、柄、幾何学模様、シュルレアリスム(シュールな絵)、キュビスムなど絵の種類も様々で飽きることなく見ることが出来ました。

初日ということもあり結構混んでいましたが、写真を撮れないほどでは無いです(トリオで撮るのは難しい)

アート好きはオールスターに出会える場として(僕は東京国立近代美術館の通常展で見た懐かしいのも楽しめた)、初心者はアートのバリエーションを楽しめる場として、どっちの立場でもピッタリな内容でしたので気になる方はぜひ!

図録

図録¥3,000

大阪中之島美術館HP

いいなと思ったら応援しよう!