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パフォーマンスアップのためのトレーニングCocking期からAccleration期にかけて

■はじめに

noteをご覧いただきありがとうございます。

CI-Baseball育成メンバーの吉田 昂平 です!

全3回にわたる投球パフォーマンスUPトレーニングWind up期からCocking期編に
続いて、
今回の第2弾は、パフォーマンス向上を目的に行うべきトレーニング
【Cocking期からAccleration期】
について紹介していきます。


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投球動作とは、全身を使って行う動作のため、肩・肘の機能だけでなく、身体の
土台となる体幹〜股関節
の機能も重要です。

下肢・体幹との運動連鎖により効果的にボールに対しエネルギー伝達を行います。

そのため、今回は下肢〜体幹機能・肩関節機能を結びつけ、パフォーマンス向上につながるトレーニングを紹介していきます。


前回の第1弾:Wind up期からCocking期にかけて必要なトレーニングについては以下のnoteをご覧下さい。

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前回に引き続き、第2弾として投球動作の始まりのLate-cocking期からAcceleration期にかけて必要なトレーニングについて紹介していきます!

次回は、Acceleration期からFollowthrough期と順に分け、投稿されますので、楽しみにお待ちください!!

①Late-cocking期

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まずはLate-cocking期についてです。

1.並進運動から回転運動へ変換されます。

2.肩関節の最大外旋が起こります。

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②Accelertion期

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1.MERからBall releaseにかけてです。

2.運動エネルギーをボールへ伝達します。

3.肘伸展が開始します。

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では、Late-cocking期からAcceleration期にかけて、身体をどのように
使うことでパフォーマンス向上に繋げられるかを考えていきましょう!!

■球速向上するメカニズム

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矢状面:踏み出し脚の臀部が上方へ移動し、Stop動作がうまくいき、体幹の前傾に伴い、エネルギーを伝達させていきます。


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前額面:踏み込み脚の方向へ体幹が側屈することで、エネルギーの伝達を行います。注意が必要なのは体幹筋の発揮がある状態で行えているかです。

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投球時の体幹左回旋を考えると、「左内腹斜筋・右外腹斜筋」「左股関節伸筋」 「左足関節底屈筋」
協調的に働くことでパフォーマンス向上していきます。

■腹斜筋のアクティベーショントレーニング

|目的

左回旋時に左内腹斜筋のconcentricと右外腹斜筋のeccentricを段階的に行います。

1.ハンドロールで回旋時の腹斜筋の収縮認知を高めていきます。頭部の挙上が強いことで腹直筋のconcentricが高まり、目標達成できない場合があるため手は頭から離し、頭から下肢まで伸張させることを意識します。

2.Squat姿勢で腹斜筋の共同収縮を行います。
骨盤の後方回旋や体幹の側屈・回旋がない状態で行います。

3.歩行(踏み込み動作を意識)の際も接地した際に、腹斜筋の共同収縮を行います。
2と同様に骨盤の後方回旋や体幹の側屈・回旋がない状態で行います。​

■Wall hip lock

|目的

投球時の「左内腹斜筋・右外腹斜筋」「左股関節伸筋」「左膝関節伸展筋」の協調収縮を行います。

体幹前傾した際は、ヒップヒンジを意識して行います。

回旋時腹斜筋と下肢筋群の協調収縮を意識して行います。

*生理的前弯のまま行います。後弯や側屈代償がないように行います。

■Step up +α

|目的

投球時の「左内腹斜筋・右外腹斜筋」「左股関節伸筋」「左膝関節伸展筋」の協調収縮を行います。ステップ後のTriple extensionと体幹への伝達を目的に
行います。

1.踏み込み時に臀筋群・大腿四頭筋(内側広筋)・内腹斜筋の共同収縮

2.1での共同収縮に+αで体幹の回旋+側屈を行い、左内腹斜筋への認知を高め
Step upします。

3.Step up後に対側へ胸椎の回旋を行い、右内腹斜筋の収縮を高めます。

■クリーン


|目的

軸足の蹴り出しによる並進運動の加速を高めます。
右下肢のTriple extensionを意識して行います。

1.右臀筋群・大腿四頭筋(内側広筋)・内腹斜筋の共同収縮

2.股関節伸展・膝関節伸展・足関節底屈を意識し前上方へ移動

*踏み込み脚へ移動後に腰椎過伸展(胸郭リブフレア)はないように実施します。
代償がある場合は、腹部の収縮がなく踏み込み動作が起こる状態です。

■Lunge +胸椎回旋

|目的

踏み込み時に「左内腹斜筋・右外腹斜筋」「左股関節伸筋」「左膝関節伸展筋」の共収縮を行います。

認知を高めるため、Lungeに加えて回旋動作を行なっています。

獲得次第、下肢の剛性に加え上部体幹の分離させることが投球時の
「体の開き」を予防できます。Lungeの際に投球側へプレート引き上げる動作を行うことで上部体幹の回旋の学習ができます。

■ブルガリアンスクワット

|目的

踏み込み時に「左内腹斜筋・右外腹斜筋」「左股関節伸筋」「左膝関節伸展筋」
共収縮を行います。

右下肢:Triple extensionを学習します。

左下肢:股関節伸展筋と膝関節伸展筋の共収縮を学習し剛性を高めます。

■大胸筋eccectric

|目的

体幹の安定性を高め、胸椎回旋動作を行います。さらに、肩甲胸郭関節の可動性筋伸張位での筋収縮を高めることで腕のしなりは向上していきます。

*遠心性収縮・等尺性収縮・求心性収縮での運動学習や重力環境を考慮した様々な肢位やスピードでの学習を行うことが重要です。


■おわりに


最後までご購読いただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?

今回のnoteに書いた内容はほんの一部ではありますが、選手はパフォーマンスを上げていくため日々悩み、解決させていこうと思っています。その際に私達が理解を深めることで、選手の気持ちに立って向き合って行くことができ、正しい道を歩むサポートを広げていくことができるのではないでしょうか。

このnoteを購読頂いた方々が、投球パフォーマンスを向上させ野球選手として、
今以上に素晴らしい選手となることの役に立つことの一助になれれば幸いです!

今後も投球動作や野球に関連する動作を紐解いて、情報発信していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!!


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