出る杭は打たれる日本社会
小さい時から同じ教育を受け、同じように成長してきた量産型の日本人。
政府の作り上げた優良な労働者と言える。
近年ではグローバル化が進み、自我を保ったまま成長できた日本人もいる。そういった人材は日本に留まらない。
昔からある日本の大企業はGoogle、Amazonなどに習いイノベーションを起こせと言う。しかしながら、昔から引き継がれてきた企業体質はそう簡単には変わらない。
日本にも突出した能力の人間はいる。
しかし、文字通り『出る杭は打たれる』だ。
異端とみなし、いつまでもパラダイムシフトは起きない。
一般的な日本人は出る杭に合わせようとはしない。
みんなが横並びに居ないと気持ち悪いのだ。
それどころか、わずか1%の『できない人』の為に99%の出来ている人が合わせようとする。わずか1%の人のためルール、規制が長年蓄積してがんじがらめになる。それではいいアイデア浮かばない。
いい加減、身につけた鎧を外して身軽になった方がいい。
ゼロベースで物事を捉え、本質を見極め、本当に必要な事だけを取り出すべきだと思う。
現代は何をするのかではなく、『何を捨てるべきか』を考える局面にあると思う。
日本の企業が世界には負けないようにしたいなら、わずか1%の『できない人』よりも『出来ている人』に習い、ルールを作り変えるべきなのではないだろうか。