#147 悩むな。考えて行動しろ!!行動しないとわからない ~車の所有を検討した話~
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
車を所有する生活ってどうなんだろう?
と考えるキッカケがあり、車を所有した生活を想像し、車の所有にかかる費用を試算し、購入するかどうかを悩んでいました。
ですが情報を集めてもなかなか判断できないので、車のある生活を疑似体験してみた。という話です。
◯情報を集めて考えても進まない
車のある生活を考えるキッカケ
私の中でジブン株式会社経営の師匠と勝手に思っている散髪屋の店主のTさんが「車買えば?」と提案してくれました。
Tさんに髪を切ってもらう時には色々な話をします。Tさんの経営者としての試行錯誤を伺うこともあります。
私の生活についても話す中で、生活のマンネリ化を察したのか、車を買う提案をしてくれました。
元々、車を所有するつもりがなく車の購入を考えるという発想が全くなかったので、正直「何を言ってるんだ?」と思ってしまいました。
が、話しながら考えていくと、今の生活に変化を加える面白いアイデアなのでは?と気付き、検討を始めました。
調べてわかったこと(主に費用)
私は車の運転に問題はありません。旅行先ではレンタカーを借りて運転することが多いです。
妻は免許がないのでドライバーは私一人になります。
マンションの駐車場は月5000円で利用可能です。
軽自動車を購入した場合の初期費用は50万円程度と仮定。
維持費をChatGPTに聞いたところ年間で22万800円~36万800円程度とのことです。
車を所有して出来ることの価値が費用に見合えば購入の決断が出来そうです。
考えてもわからなかったこと(主に価値)
では車があるとどんなことが実現できるでしょうか?
現在の生活では徒歩と自転車で不自由ありません。そのために、これまで車の所有を考えていなかったので当り前ですが。。。
車を所有している友人の話を聞くと、車が必要な暮らしをしており生活に溶け込んでいることがわかります。通勤や日用品の買い物でも車に乗り、その延長で生活の中の移動が車中心になっている状況です。
私の場合は、車があれば行動範囲が広がり生活に変化が起きそうという期待感をいただいたものの、冷静になるとこれまでに行きたかったけど車がないために諦めていた場所に行ける、家具家電などの大きな買い物をしやすくなるくらいしか、車の利用価値が想像できませんでした。
◯体験することでわかること
とはいえ、『車があると良いかも』というトキメキを得たことも事実です。
ただ、いきなり購入する決断は出来ない。ということでカーシェアリングで車のある生活を疑似体験してみることにしました。
Timesのカーシェアリングを使ってみた
元々、車が必要な時はカーシェアで十分思っていましたが、使ったことはなく、この機に登録しました。
登録は非常に簡単でwebから個人情報を登録し運転免許証を写真に撮って送信すれば完了です。
アプリから近くのステーションを探し、予約すればすぐに利用可能です。アプリで車のカギの開錠・施錠も可能なため、めちゃくちゃ簡単に利用でき、非常に良く出来た仕組みだなと感心しました。
利便性は条件付きで問題なし
最寄りのステーションは自宅から徒歩6分なので許容範囲です。
他のステーションは徒歩10分以上離れてしまうため、現状はこのステーション一択。利用可能な車も3台しかないため、特に休日はあらかじめ予定を立てて予約しておく必要があります。
利用自体はアプリの操作以外は不要であり、給油の必要もないため、レンタカーと比べても非常に手軽に利用できるのは嬉しいです。
費用は所有より安くなる見込み
簡単な試算をしたところ、1回あたり4時間の利用でかかる費用は3,000円弱です。
週1回利用でも2,850円×52週間=148,200円です。
今回は朝11時~21時頃までの利用で保険、距離料金を含めて7,000円程度でした。同様な長時間の利用を月2回利用したとしても7,000円×24回=168,000円です。
車を所有しても現状これ以上の頻度で利用するイメージがないため、カーシェアの方が費用は抑えられそうです。
車があることの価値
今回は、妻と休暇を合わせて、これまでは電車で1時間以上かけていっていたショッピングモールと、行ってみたかったスパ施設へ出かけました。
車での移動は電車と比べて格段に楽です。クーラーの効いた社内でリラックスモードで移動ができ、会話を楽しみながら移動できるはとても良かったです。
また、電車、バスだと移動の自由度が低いため、あらかじめ決めた目的地以外に寄ることが難しいのと比べ、移動中に臨機応変に目的地を変えられるのが快適でした。
行きたい場所をはしごしやすく、特に食事する場所をお腹の空き具合に合わせて道中で決められるは楽ですね。
荷物を気にする必要もないので、実家に手土産を持って帰る時も今後は車が選択肢に入ってきそうです。
日帰り旅行に行く頻度も増えそうです。
車があれば当たり前のことかもしれませんが、今回車がある生活の体感が出来たことで、車を所有する価値を実感することが出来ました。
また、道路の込み具合によって時間が読みにくいことや運転による疲労も体感できました。
今回の疑似体験で結果として車の購入は保留にします。
が、カーシェアの利用で生活に車を組み込めることがわかり、車があると実現できることの解像度も上がったので、車がより生活に食い込んできた時に、再度購入の検討をしようと思います。
ということで、考えるだけでは決断出来ないことも、行動することで一歩前進するという体験の話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。