#244 自然の中での格別な整い「蒸 -五箇サウナ-」狂犬ツアー@京丹後
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
前回、前々回と京丹後にある、京丹後産米ぬか100%の良質な酵素風呂と強制給気で息のしやすいフィンランド式サウナを同時に体験できる世界初の温浴施設「ぬかとゆげ」の素晴らしさについて紹介しました。
※前回の記事はこちら。
今回はぬかとゆげの姉妹店「蒸 五箇サウナ」の魅力について紹介します。
狂犬ツアー@京丹後の初日に「希望者はアウトドアサウナに行きましょう」という呼びかけがありました。早朝出発ということで、起きれるのか?と心配でしたが、初めてのアウトドアサウナにひとまず飛び込もうと手を挙げました。
狂犬ツアーの3日目の土曜の朝6:40にロビーに集合。出発。
「蒸」に向かう吉岡先生の車内では木下さんのVoicyをみんなで聞きながら朝からみんなでわいわい。前日に食べてみんなが昇天した魚政さんのカニについて語る木下さんのインプットアウトプット力は本当にすごいなと感心しました。
京丹後の五箇にある、ぬかとゆげの姉妹店「蒸 -五箇サウナ-」は、完全予約制・貸切利用なので、家族や友人と一緒に、気兼ねなく楽しめます。今回は狂犬ツアーのメンバーで貸し切らせていただきました。
通常は朝10時からの営業のところ、7時から利用させていただきありがとうございました!
また、早朝で外気温が10℃ということで、支配人のキリさんがドラム缶風呂の準備までしくれており、ここでもトップのホスピタリティが滲み出ていました。
まずは、脱衣スペースで水着に着替えサウナへ。薪ストーブを使った本格的なサウナで、サウナ室の温度は80~90度。湿度が高く、体の芯からじっくりぽかぽか温まるため早朝から入っても全く苦しくなく、お喋りしながらいつまででも入ってられます。また、薪ストーブのパチパチという音と薪が燃える香りで体の底からリラックスできます。
また、鹿児島和香園の堀口さんがツアーに参加されておりお茶でロウリュをしてくださったのですが、サウナ室にとても良い香りが広がりお茶とサウナの可能性を感じました。実際、堀口さんは医療×お茶×サウナで「医茶ウナ(いちゃうな)」という取り組みを始められています。
蒸の前を流れる川は、日本昔話の天女伝説の逸話がある磯砂川の支流で、はるか昔からこの地域を支えてきたそうです。透明度が高く、深さもほどほど。サウナで火照った体とはいえ、入るのにはかなり勇気が入りましたが、寝そべってしまえば体が一気に冷やされて極楽気分です。
川から上がってポンチョを着てしまえば体の中からぽかぽかとして外気浴で完全に整います。靴下が結構大事で、履いたままサウナにも水風呂にも入るのですが濡れていても気持ち悪くなく不思議と寒さを感じないため、個人的にはマストです。
ドラム缶風呂は「蒸」の支配人のキリさんが、薪をくべたり川から水を汲んでいい感じ温度を調節してくれます。足を抱えて体がスッポリと入るドラム缶風呂は全身が包まれる感覚でめちゃくちゃ気持ちよく、みんな顔から幸せがこぼれていました。その写真をみんなで撮りながら「いい顔してるー!!」とわいわい楽しみました。
朝日を浴びながら入るドラム缶風呂は極楽そのもの。
薪ストーブで体を温め、清流でクールダウンし、清流から汲んだ水を薪で沸かし入るという豊かな自然を体全体で味わうなんとも贅沢な時間です。
サウナの横には手作りの囲炉裏があります。寝転べる外気浴スペースとして使ったり、みんなで暖をとりながら語らうこともできます。地元の精肉店こだわりのソーセージをいただいたのですが、めちゃくちゃ美味しかったです。
キリさんが火も熾してくれていたのですが、調理用の熾火と暖を取る用の焚火と両方用意してれているのですよね。あとは焼くだけでよい状態にしてくれるのも素晴らしいホスピタリティです。
村の風景や自然を五感で感じられる蒸のアウトドアサウナはぬかとゆげとはまた違った格別な体験でした。これだけ自然に近い体験を暮らしに近づけることで、震災などの災害時にもお風呂で困らずにすむため、サウナの新たな可能性を感じることもできました。
ということで、今回は自然の中での格別な整いを体験できる「蒸 -五箇サウナ-」について紹介しました。京丹後に訪れる際にはぜひ立ち寄っていただきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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