![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161299462/rectangle_large_type_2_360510713a7550d7acfbd6c4f66d45b2.jpeg?width=1200)
僕たちツイてません…
秋も深まり、少し肌寒いぐらいな今日この頃
そんな日には…
「ねぇ!お散歩行こっ!」
「ねぇ!お散歩行こっ!」
お日様に当たり、彼女のかわいい顔を拝みたい!っということでお散歩行こっ!と誘ったところ…彼女と同じ考えでした!
相思相愛…グヘヘ
「ねぇ!早く行くよ!」
「あぁ…ごめん…」
「ちょっと外寒いから羽織るもの持っていかないと…」
「別にいいよ…」
「ダメ!風邪ひいたら誰が看ると思ってんの」
「はい…」
羽織るものを持って外へ
「うぅ…寒っ…」
「言ったでしょ?」
「ごめんなさい…」
「てかさ、信号全部引っ掛かってない?」
「うん…全部渡る前に赤になるね…」
「もう!○○~」
「愛季でしょ!」
なーんて他愛ない話をしながらお散歩を楽しんでおりました。
「喉渇いたから飲み物買ってくるね?」
「わかった」
近くに見つけた自販機で、飲み物を買おうとする○○。
スポーツドリンクが飲みたい気分なので
ガシャン
「ん?」
「どしたの?」
「びっくりした!」
「ごめんごめん笑。で?どうしたの?」
「いや…スポーツドリンク買ったらさ…これ…」
「え?コーヒー?」
「なんか…コーヒー出てきた笑」
「なにそれ笑ツイてなさすぎ笑」
「しかもこのコーヒーこの自販機で100円で売ってる…」
「何円だったの?」
「120円…」
「今日もツイてないね~笑」
「愛季だって昨日キングボンビー引きまくってたじゃん笑」
「それは…違うもん!」
「同じでしょ笑」
「まぁいいや!私もコーヒー買うからそこの
公園で飲も?」
「話すり替えたな?」
「なんのことかわかりませーん!」
「ゼーハーゼーハー…愛季…走らないでよ…」
「老化してるんじゃない?」
「は!?まだ大学生ですけど?」
「ほら!隣座って?」
「また…」
「うわっ…最っ悪…」
「どうしたの?」
「このベンチびちょびちょ…」
「本当ツイてないな笑」
「○○もでしょ笑」
「あーあ笑おもしろ笑帰ろっか?」
「そうだね?」
ドンッ!
『あ?』
強面な人と僕たちは正面衝突…
『なにしてくれとんど!』
「やっべ!逃げるよ!愛季!」
「ちょっと!待って!」
『逃げんなや!ゴラッ!』
ツイてなくても、楽しい日常を過ごしてます!