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僕たちツイてません…

秋も深まり、少し肌寒いぐらいな今日この頃
そんな日には…

「ねぇ!お散歩行こっ!」

「ねぇ!お散歩行こっ!」

お日様に当たり、彼女のかわいい顔を拝みたい!っということでお散歩行こっ!と誘ったところ…彼女と同じ考えでした!

相思相愛…グヘヘ

「ねぇ!早く行くよ!」
 
「あぁ…ごめん…」

「ちょっと外寒いから羽織るもの持っていかないと…」

「別にいいよ…」
「ダメ!風邪ひいたら誰が看ると思ってんの」

「はい…」

羽織るものを持って外へ

「うぅ…寒っ…」

「言ったでしょ?」
 
「ごめんなさい…」

「てかさ、信号全部引っ掛かってない?」

「うん…全部渡る前に赤になるね…」

「もう!○○~」
  
「愛季でしょ!」

なーんて他愛ない話をしながらお散歩を楽しんでおりました。

「喉渇いたから飲み物買ってくるね?」
 
「わかった」

近くに見つけた自販機で、飲み物を買おうとする○○。

スポーツドリンクが飲みたい気分なので

ガシャン

「ん?」

「どしたの?」

「びっくりした!」
 
「ごめんごめん笑。で?どうしたの?」

「いや…スポーツドリンク買ったらさ…これ…」

「え?コーヒー?」

「なんか…コーヒー出てきた笑」

「なにそれ笑ツイてなさすぎ笑」 

「しかもこのコーヒーこの自販機で100円で売ってる…」

「何円だったの?」

「120円…」

「今日もツイてないね~笑」

「愛季だって昨日キングボンビー引きまくってたじゃん笑」

「それは…違うもん!」

「同じでしょ笑」 
 
「まぁいいや!私もコーヒー買うからそこの
公園で飲も?」 

「話すり替えたな?」

「なんのことかわかりませーん!」


「ゼーハーゼーハー…愛季…走らないでよ…」
  
「老化してるんじゃない?」

「は!?まだ大学生ですけど?」

「ほら!隣座って?」

「また…」
 
「うわっ…最っ悪…」

「どうしたの?」
 
「このベンチびちょびちょ…」

「本当ツイてないな笑」

「○○もでしょ笑」

「あーあ笑おもしろ笑帰ろっか?」

「そうだね?」

ドンッ!

『あ?』

強面な人と僕たちは正面衝突…

『なにしてくれとんど!』

「やっべ!逃げるよ!愛季!」

「ちょっと!待って!」

『逃げんなや!ゴラッ!』


ツイてなくても、楽しい日常を過ごしてます!



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