今日は金曜日。そう華金!明日は休日だという 圧倒的解放感!!!軽い足取りで帰路に就く。 途中、コンビニによりお酒と酒のつまみを購入 今夜の晩酌に備える。あとは帰るだけ! 「今日のお酒は美味しいやろな~スタスタ」 「スタスタ」 「ちょっとええビール買ってもうたからな~楽しみやで!スタスタ」 「スタスタ」 「スタスタ」 なんか足音増えてないか? 「スタスタ」 「スタスタ」 「スタスタ」 「スタスタ」 なんで僕がこんな大声で独り言を言ってるかは 訳がありまして…。
「かっこいいし…かわいいし…脳がバグるわ…」 『なんや?ニヤニヤして?女か?』 「女っちゃ…女やな」 『そいつとは別れろ、お前には縁談の話が合ってな』 「あの~そもそも彼女じゃないねん…推しの動画見ててさ…」 『推し?あ~なんかアイドルとかのやつか?最近の言葉はわけわからんわ…』 「そうそう!アイドルの森田ひかる、これ写真」 『おっ!かわええな!』 「やろ~しかもバチバチに踊るとか…ほんまにやばいわ…」 『その子に金つぎ込むんはええけどお前の金でやれよ~財布
迷った……。完全にここがどこかわからん…。 路地裏にあるラーメン屋なんか行こうとせんかったらよかった…。 『ねぇ?お姉さん何してんの?』 チャラそうな男が話しかけてきた。こういう時は無視やな。 『ねぇ?聞こえてる?』 『黙ってるってことは肯定ってことだね?一緒に遊びに行こ?』 うわっ…。最悪や…。 「いや…私予定あるんで…」 『いいじゃん!行こっ!』 笑顔の割には力えぐいな…。 やばい…。もう力持たへん…。 「なーにしてんの?」 『遊びに誘ってるだけだけど
秋も深まり、少し肌寒いぐらいな今日この頃 そんな日には… 「ねぇ!お散歩行こっ!」 「ねぇ!お散歩行こっ!」 お日様に当たり、彼女のかわいい顔を拝みたい!っということでお散歩行こっ!と誘ったところ…彼女と同じ考えでした! 相思相愛…グヘヘ 「ねぇ!早く行くよ!」 「あぁ…ごめん…」 「ちょっと外寒いから羽織るもの持っていかないと…」 「別にいいよ…」 「ダメ!風邪ひいたら誰が看ると思ってんの」 「はい…」 羽織るものを持って外へ 「うぅ…寒っ…」 「言ったでしょ?
ガラガラガラ ○:「すいません、遅れました…」 サークルの飲み会。なんか大学生っぽいな…。 あ、もう大学生なんだった……。 保:「やっと来た!遅いで!」 ひ:「ほんと先輩を待たせるなんて…」 ○:「すいません…おばあちゃん助けてて…」 否!ただ飲み会に行くのが面倒くさくて忘れたふりをしようとしただけである。 さすがに自分の良心が邪魔をしたんですけども。 里:「ごめんね?○○くん、急に誘っちゃって」 ○:「いえ、お構い無く」 このサークルの長。松田里奈さん。他
「よーしよしよしワシャワシャワシャ」 『クゥーン』 「ん?もっと丁寧になでろって?しゃあないな!」 どうも~○○です!現在彼女のお家にお泊まりに来ています!彼女のワンちゃんがかわいくて かわいくて…頭を抱えてます……。 ゴローン 「なんや?お腹見して?」 はよなでろと言わんばかりにお手々を僕のお手々に当ててきます。かわいい……。 「どうや~?気持ちええか?」 お!どうやら気持ち良さそう!めっちゃ眠たそうにしてます!かわちい……。 『ビクッ!』 「ん?どうっ
「もういい!じゃあね…」 「待って!麗奈!」 ガチャン… 付き合って5年。初めて大喧嘩した。端から見たら些細なことなのだろう。麗奈がくっついてくるのが、少しうざかった。だって…独りの時間も欲しいじゃん……。 「はぁ…仕事しよ…」 自分の気持ちを押し殺すために、仕事にのめり込んだ。仕事は自分が悲しいときも忘れさせてくれる。 "悲しい"……? 独りでせいせいしてるはずなのに……。 ひっつき虫がいないのに……? なんで…?なんで…? 君はどうして頭の中から離れてくれ
キュイッ ダンッ 蒸し暑い体育館。床と擦れて音を鳴らす。 あとエアーサロンパスの香り!はしないけど 『はーい!10分休憩~しっかり水分取って~』 「璃花、今日も調子いいね?」 「優もいい感じじゃん」 バスケ部に所属している私と優。もうすぐ大会ということもあり、部内の雰囲気はピリピリしていた。少しでも良い動きができるよう練習しています!最近私の休憩中のブームが… 「またあの人見るの?璃花も物好きだね~」 「どんくさいし、お世辞でも上手いとは言えないけど応援したくな
皆様、こんにちは。私、天岩○○と申します。 私はとある稲荷大社の神主をしているのですが 最近困り事がありまして……。 「こんにちは!○○さん!」 「はぁ…最近出てきすぎですよ?お稲荷さん」 「別にええやんか!てか人の姿の時は梨名って呼んでって言ったやん」 「あぁ…申し訳ありません…」 「で?あれは?」 「あれ?」 「いなり寿司!」 「はぁ…家の中に作ってあります…」 「さっすがー!」 「それ食べたら社に戻ってくださいよ?」 「はいはい~」 ————————————————
「この度開発部から企画部に配属されました的野美青です。よろしくお願い致します。」 スラッとしたスタイルに、シワ1つないスーツ。親から散々見た目で判断するなと言われたが、これは仕事できる人だ! 『えーと…わからないことがあったら…○○くんに聞いてくれ。いいかね?○○?』 「はい、承知しました。」 「よろしくお願いします!○○さん」 「うん!よろしく!」 「私は何をすれば…?」 「じゃあこのプレゼンの資料作ってくれない?」 「は、はい!」 ゴジカンゴ 「できました
「ほのHappy birthday!」 「っん…もういきなりはやめてって言っとるやん///」 「いきなりはやめてって…ほのチューするね?って言ってからするほうがキモいやろ」 「確かに…」 「しかもこんなかわいい彼女がおるのに…っん… キスせん方がおかしいやろ?」 「もう…」 ほんま…○○は何かあるごとにハグとかキスをしてくる。まあ嬉しいんやけどな! 「誕生日やからいろんなもん準備したで!」 「お!なになに?」 「コーラにポテチに最近寒いからココアにちょっと高いコーヒーに」
こんばんは!今日は彼のある行動をご紹介します!え?そんなのいらんって?んなもん紹介して愚痴でも吐かんとやってられんのや! 彼の行動が始まるのは、深夜3時ぐらい。 いっっっっちばん!気持ちよーく寝てるとき。 あ!始まりますよ? 「おいごらぁ!でてこんかい!」 そう…。寝言が変なんです…。 今日はなんか口悪いな…。 「おるんわかっとるんやぞ!」 こわっ…。誰か探してんのかな? 「カブトムシ!」 カブトムシ!?え!カブトムシ!? 夢の中の世界線カブトムシ2000万ぐら
「ただいま、おばあちゃん」 私は久しぶりにおばあちゃんの家に帰ってきた。まあ、久しぶりと言っても1ヶ月ぶりぐらいだけど。おばあちゃんは現在一人暮らし。 両親も、私と同じく時間がある時に顔を出してはいるが、付きっきりは難しい。 「おかえり、玲」 「ただいま、久しぶりだね」 「1ヶ月だろ笑」 出迎えてくれたのは、○○。今はおばあちゃんの家の近くに住んで、面倒を見てくれている。 「どう?そっちの病院は?」 「相変わらず…そっちは?」 「のんびりスローライフ笑」 「私もそっち
週末妻の美波と、愛犬3匹と散歩デート。 イチャイチャラブラブと4人でしたいのですが、息子たちは、そうでもないようで…。 「あ!ちょっと!ポム!」 1人が大きい方をして、ブツを取ってお尻を拭きたいのに、「先行こっ!」とつぶらな瞳でこちらを見て引っ張ってくるのです。それが犬1匹の力なら、たかが知れていますがいくら小型犬とは言え3匹…。手のかかる息子たちです。まあそれがかわいいんだけどね! 「ほんま…元気やな、この子たちは」 「そうだね~」 「ま!それがかわいいんやけどな!
10月31日 木曜日 事件は、僕が帰宅した18時に起きた。 「あ!○○お帰り~」 「…は?え…?」 彼女が……。あのツンデレの彼女が……。 メイド服着とる……。え?頭回らんねやけど… かわいいのはわかるけど…え?なんで? ただかわええな! 「なんか言えや」 「何?その格好?」 「いや今日ハロウィンやん?」 「それがどうしたん?」 「やから…仮装した…」 「は?明日台風来るんちゃう?」 「そんなわけないやろ!」 ピーポーピーポー 「あ!迎えに来たで」 「も
「ねぇ?保乃、好きだよ」 付き合って5年の彼女がいる。会った時は、必ず「好き」と伝える。それが、ルーティーン。 「ありがとう!ずっと言ってくれとるけど、 保乃のどこが好きなん?」 「えっ……?」 何故だろう…。パッと出てこない。出会った頃は、いっぱい出てきたのに…。 そんなもんなのかな…?僕の保乃への想いは。 ————————————————————————— 保乃とのデートを終え、自分の家に帰ってきた。明るく、温かい、保乃とは対照的で冷たく、寂しいそんな家だ。 「