またあの店の福袋を買っちゃったよ
明けましておめでとうございます。
いきなりですが、お正月といえばそう
福袋ですよね。
私は福袋の魅力に取り憑かれて早28年が過ぎようとしています。
子供の頃は母親に
「そんなゴミ買ってどうするの」とか
「物が増えるだけだし必要ないんだから、絶対買わないし、買うなら自分のお年玉で買いなさい」とか言われてきたにも関わらず福袋を買って不幸な気分になったことが未だかつてないのだ。
5000円の福袋は5000円以上、10万円の福袋ならそれ以上の値段分が入ってるのだから「損」はしてないはず。
損かどうかを決めるのは自分自身なので、最強プラス思考妄想癖男の私には全く持ってマイナスなイメージはないのだ。
しかし、福袋について調べてみるとこんなことが記載されていた。
-------以下抜粋---------
年始(実際は初売り前後から)に、百貨店を中心としたさまざまな業態の店で販売され、袋の中に何が入っているか伏せられていることをコンセプトとする。ふつう、組み合わせた商品の合計価格以下で販売されるため、購入者は有用で豪華な内容であるかに期待する。つまり幸福・幸運を引き当てることができる可能性、すなわち、射幸心を煽る商品であると言える。しかし、福袋は客寄せの目玉商品であると同時に、その多くは店側の在庫処分的性格も有しており、価格以上の商品が入っていたとしても、売れ残りや不人気商品で埋められていたりする場合があり、そういった福袋は、インターネット上で「鬱袋(うつぶくろ)」「ゴミ袋」などと揶揄される。また、店側も自虐的に「不幸袋」や「不吉袋」などと称するケースもある
ななんと不吉袋と称されると書いてあるではないか!OMG
鬱袋とか地元の千葉県にある〇〇鑑定団によく置いてあるイメージはあるが、ほんとに鬱になりそうなので買ったことはない。
誰が考えついたネーミングかはさておき、なんとも開き直った発想!!WTF
結局何が言いたいかというと、どう思うかは人それぞれなのである。
買ってよかったと思えば幸せだし、後悔すれば不幸。
なんという企業戦略。年末にやっていた都市伝説の決め台詞「信じるか信じないかはあなた次第」のように買った側に幸せかどうかを委ねるという姿勢。
さっきも言ったように私自身は福袋の中身に対して「変なものが入っていた」と思うことはあったとしても「買わなきゃよかった」と思うことはないのだ。
今回も、きっとそう。
1月の2日、例年いつもなら秋葉原のヨドバシカメラの福袋を並んで買ったりしていた。
しかし、今年に入ってもコロナの勢いは増すばかりだし、小さな子供も家にいるので都内に行くのはやめた。
代わりに、近くのデパートで福袋を見てみることにした。
そして買ったのは…
ヴィレッジヴァンガードの福袋だ!!
税込みでなんと3600円!前よりちょっと高くなってる!逆にこれは期待大!
そして、PARCOを歩いていると今まで感じたことのない感情に襲われる。。。
恥ずかしい。、
この袋のせいだ。
33年間一度もそんな風に思ったことはない。むしろ誇るくらい胸を張っていた。
でも今はどうだろう?
すれ違うJKにじっとみられたり、家族連れの10歳くらいの女児にも見られ、道行くカップルとか色んな人に見られた。
そのたびに「家の近くにヴィレバンがない甥っ子に頼まれて買った」風の雰囲気を醸し出し、あたかも《いい叔父》さんを演じていたのだ。
そして、この感情を抑え別の感情が押し寄せる。
重い。
肩に紐が食い込むシステムになっていて、歩くたびに重力に順応なバッグが私の心を折ろうとしてくる。
しかし、それだけを買いに来たのではない!!
他にもいいのあるかもしれないし!
近くのデパートのお得な福袋をかっさらっていくんでい!!!
そんな意気込みも、脳内奥さんの呆れ顔には叶わず
食材とかのお楽しみ袋だけを買って帰った。
帰る頃には福袋の重みにも慣れ、自分の体の一部分となっていた。無論恥ずかしさなどない。
そして帰宅し、すぐさま福袋を開封した。
その動画がこちらだ。
ではみなさん、良い一年にしましょう!