古波鮫 大己

LIXILでR&D、新規事業開発、老人ホーム事業再生を手がけたあと、2020年よりDMM.comへ。1980年生まれ。沖縄県出身。

古波鮫 大己

LIXILでR&D、新規事業開発、老人ホーム事業再生を手がけたあと、2020年よりDMM.comへ。1980年生まれ。沖縄県出身。

最近の記事

「仕事ができる」ようになるには「書く」ことから始める

仕事の礎は、何よりまず「国語力」である 仕事の礎は、何よりまず「国語力」という、この記事を読みました。 ここに書かれている内容は、本当に仰る通りだなと思います。 自分の周囲でも、仕事ができる人は、とにかく「国語力」が優れていると感じます。 「書く」ためには「考える」という行為が必要自分のチームで、若いメンバーを育成する場合は、まずは「書く作業」をやってもらいます。「書く」ためには「考える」という行為が必要なので、 「書く作業」をすることで「考える訓練」をさせることができます

    • プロフェッショナル経営参謀 #読書記録

      昨年読んだ本の読書記録を忘れていたので、noteに残しておきたいと思います。 BCG日本代表の杉田浩章さんの「プロフェッショナル経営参謀」。 (数年前に話題になった、青いリクルートの本の著者でもあります) めっちゃ自分の課題感に合致した本でした。 課題と論点の組み立て方や、意思決定シナリオのデザインに加え、どうすれば議論が活発化し、価値を上げられるかなど、参考になる点がいくつもありました。 内容的に、ウチの部署のメンバーにオススメしたい一冊かも。 【読書メモ】 ・参謀とは

      • DMMは雑草戦略かもしれない #読書記録

        「雑草という戦略」、めちゃくちゃ面白かった。 著者は、静岡大学教授で農学博士の稲垣栄洋さん。 「予想不能な変化に対応する」ことを強みとして発達させた戦略である、という雑草の生存戦略は、たしかにビジネス戦略に通じるところがあります。 一定の環境で生存することに最適化しすぎてしまうと、環境変化に弱いのは、企業においても同じですよね。特に現代のように予測不能な変化が起こる環境において、「何をするか」よりも「どうあるべきか」を定義することの大切さを、雑草が教えてくれる気がしました

        • 2020年に読んだ本ベスト7

          年が明けてしまいましたが、2020年に読んだ本の中で、印象深かった7冊をご紹介します(2020年に出版された本というわけではなく、過去の積ん読も含めてなので、出版年はバラバラです)。 1. ザ・会社改造1位は三枝匡さんの「ザ・会社改造」です。 買ってから4年ほど寝かせてしまったことを後悔するくらい良かったです。 年末の振り返りのために読んだ本でもありますが、三枝さんの本はどれも気づきが多いです。 社員340人からグローバル1万人企業への驚異の成長を、会社改造としてどのような

          事業経営者リーダーにとって必要な振り返りのフレームワーク

          振り返りの方法に悩む毎年この時期に振り返りを書いているのですが、過去の振り返りを読んでみると、なんか毎回同じこと書いてることに気づきました笑 毎年毎年、インプットが足りないと言ってるという・・・。 ということでなんとなく筆が進まず、どういう振り返りをするといいのか、色々調べたり考えたりしていたら、ISLの野田さんが「ビジネスパーソンにはリフレクション(内省)が足りない」と言っていたことを思い出しました。そこで、改めてリフレクションについて色々と記事を読んでいました。 リフレ

          事業経営者リーダーにとって必要な振り返りのフレームワーク

          コロナショックをどう生き抜くか?

          IGPI冨山さんの最新刊「コロナショック・サバイバル」を読了。 前半は、NHKスペシャルやNewsPicksで話していた、経済危機は3つの時間軸で襲ってくる、というもの。 (第1波: ローカル産業の壊滅 ⇒ 第2波 グローバル企業へ波及 ⇒ 第3波 金融恐慌の発生) 後半は、この危機下において、経営リーダーは何をすべきか、どう振る舞うべきか、という内容が書かれています。 これから経済がどうなっていくのか、なぜそうなるのかという基本的なフレームと情報が得られるので、読んで

          コロナショックをどう生き抜くか?

          天才に憧れてはいけない |天才を殺す凡人 #読書記録

          1年ほど前に話題になっていた「天才を殺す凡人」をようやく読みました。著者は北野唯我さん。 もともとは、SNSでめちゃくちゃバズっていた下記ブログ記事をもとに、ストーリー形式で書籍化したものです。 「天才を殺す凡人」という衝撃的なタイトルですが、読み進んでいくと、本当に納得できることばかりでした。上記ブログより、一部引用します。 天才は、凡人によって殺されることがある。そして、その理由の99.9%は「コミュニケーションの断絶」によるものであり、これは「大企業がイノベーショ

          天才に憧れてはいけない |天才を殺す凡人 #読書記録

          40代から成長するための10のリスト

          Facebook見てたら、こんな記事が流れてきました。 40代で「もう成長できない人」の特徴として、下記の10項目が挙げられています。 **<もう成長できない人の特徴> ** 1.新しくやりたいことがない 2.最近行動半径が変わっていない 3.昔を振り返る機会がない 4.スマホの使用時間が長い 5.睡眠をうまくとれていない 6.職位への執着 7.仕事にやりがい・意義を感じない 8.年下と接するのが得意ではない 9.学んだことを仕事に生かせない 10.自分の

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          アフターデジタルを読んでいる最中に、アナログでモヤモヤした顧客体験をした話。 #読書記録

          アフターデジタル:オフラインがデジタル世界に包含された世界たまたま本屋で見かけて買った本。 久しぶりに衝撃的なビジネス書でした。 オフラインとオンラインの主従関係の逆転という考え方は一瞬、「んんん?」となるのですが、読み進めるうちに、この視点の転換はむちゃくちゃ重要だと痛感しました。 個人的に気になったところをメモ。 ・「デジタライゼーション」の本質は、デジタルやオンラインを「付加価値」として活用するのではなく、「オフラインとオンラインの主従関係が逆転した世界」という視

          アフターデジタルを読んでいる最中に、アナログでモヤモヤした顧客体験をした話。 #読書記録

          1月に読んだ本まとめ

          2020年1月も終わったので、読んだ本の振り返りを。 1. 50歳からのゼロ・リセット(本田直之さん)2020年1冊目。10年後を考えたくて読んだ本。 2. どこでも誰とでも働ける(尾原和啓)これも良かった。「会社」に就職するというより、「プロジェクト」に就職する、ってとこがしっくりきました。 3. 可動域を広げよ(齋藤孝)人生100年時代、カラダとココロとアタマが硬直化しないようにするには、どうすればいいか?という内容です。今現在、この本の影響は結構大きく、自分自身の

          1月に読んだ本まとめ

          カラダとココロとアタマ、固くなってませんか? #読書記録

          仕事ばかりの毎日・・・ここ数年の反省というか、若干気になっていることがあって。 というのも、この数年、ちょっと仕事ばかりし過ぎだなと。 いや、やらざるを得ないシーンも多いんですけど、好きでやっている面もあるんですよね。 「こういうことしたいな、あ、じゃあ来週これやろう。あ、じゃあこれ調べなきゃ」 みたいな感じで、どんどんやりたいことが広がっていくんですよね。 なので、仕事しまくっても、とくにメンタルも体調も悪くなったりしないんです。 (睡眠時間が減ってしまったり、疲れが溜まっ

          カラダとココロとアタマ、固くなってませんか? #読書記録

          ギグ・エコノミーに飛び込む前に |どこでも誰とでも働ける #読書記録

          いろんな本や記事を読んでいると、「ギグ・エコノミー」な働き方は、日本でもますます加速していくだろうなと思うわけです。 昨年発売された長倉顕太さんの「GIG WORK」を読むと、そのあたりの流れがよく分かりますし、「今すぐ会社を辞めろ」という長倉さんの強烈なメッセージを受けると、「このまま今の会社にいていいのか?」なんてことは当然考えます。 ギグ・エコノミーにいきなり飛び込めるのか?と同時に、私のようなサラリーマンが、一足飛びにそんな働き方ができるかと言われると、やっぱりち

          ギグ・エコノミーに飛び込む前に |どこでも誰とでも働ける #読書記録

          どういう50歳になっていたいか? #読書記録

          自分の人生が変わるきっかけになったのは、間違いなく本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」です。 20代中盤で同書を読んだおかげで、本を読むことや学ぶことの大切さに気付くことができました。 それまで閉塞感を感じていた人生に、学びが加わったことで、仕事も人生も前向きに過ごすことができるようになったと感じてます。 2020年1冊目の本は、その本田直之さんによる「50歳からのゼロ・リセット」。 私が今年40歳を迎えるにあたり、10年後の姿をイメージしたく手にとってみました。

          どういう50歳になっていたいか? #読書記録

          2020年のテーマ・行動指針・行動目標

          ようやく2020年のテーマ・方針・行動目標を作成しました。 自分の思考の整理のためにも、noteにまとめてみました。 【2020年のテーマ】 2020年のテーマは、"Restart & Relearn"としました。 ここ数年手掛けていた介護事業の再生については一定の目途がついたことや、40代に突入することもあり、2020年は"Restart"の年にしようと思っています。 また、30代の10年で色々なことを学びましたが、当然ながらテクノロジーもビジネスも大きく変化しています。

          2020年のテーマ・行動指針・行動目標

          2019年の振り返り

          ダブル成人式という同窓会があるため、沖縄に帰ってきました。 今回は地元で少しだけゆっくりしながら、2019年をいろいろと振り返ってみました。 「2019年はどんな年だった?」と聞かれたら、「2018年以上に働きまくった1年間」と答えます。 2018年もむちゃくちゃ働いたと去年のnoteでも書いたのですが、今年はそれ以上でした。 事業再生をしながら、一方で事業譲渡に向けたディール・マネジメントを進めるっていうのは、精神的にも肉体的にもかなりキツイ作業でしたが、なんとかやりきる

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          好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術

          好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術(南章行) https://amzn.to/2ozEXui ココナラ社長の南章行さんの初の著書。 むちゃくちゃ良かった。 この本のメッセージはめちゃくちゃ明確で、「自分で決めた、自分のストーリーを生きようぜ!」というもの。 「好きなことやろうぜ」という単なる理想論ではなく、なぜ好きなことをやるべきなのかというWhyの部分、そしてそれを実現させるためのHowについても書かれています。 非常にロジカルな部分と、エ

          好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術