西美濃八十八人衆 ピアノコンサート 0.15世紀の西美濃との思い出と異常感想文
さて、今回ですが西美濃八十八人衆 ピアノコンサートに……は行っておらず、そのオンライン配信を視聴いたしました。
実のところ西美濃八十八人衆、もっと言えば稲葉氏の大ファンで……というとなんかニュアンスが違うんですよね。
たぶん私はファンではない。
生活必需品……でもないし、でも無いとちょっと日常が物足りない。
正直言って今回かなり怪文書じみているんでご理解ください。
・西美濃八十八人衆との0.15世紀の思いで
とりあえず西美濃八十八人衆とは何かを簡単に説明しますと、ゲーム実況者稲葉百万鉄氏によるゲーム実況のチャンネルのようなものです。
主に稲葉氏単騎で行う場合はこの名義はあまり用いられず、相方のがみ氏とペア実況を行う場合にこの名義を用いて稲葉氏によって投稿されています。
あまりこういった説明は書いてて面白くないので、とりあえず知っている人向けにこの先は書いていきますね。
まぁ、とりあえず思い出です。
西美濃との思いで、と言うかボルゾイ企画からですね。
もっと言えばゆめにっき時代からの視聴者です。
そもそも実況というモノは実はあんまり見ない人で、唯一西美濃動画のみを見続けている人なんで、実況動画が好きと言うより稲葉さんの作るコンテンツが好きと言う感じなんだとは思います。
かれこれ16年近いでしょうか、驚くことに私はその動画のほとんどに目を通しています。
何本あるんだって感じですし、暇なのかって感じですし、でも一覧を見返すと稲葉さん関係のものはだいたい見ています。
もちろん昔の頃の動画の内容なんて割と忘れてしまっていますし、一本一本も作業の裏で流していたり、時には声の波長が合うんですよね半分寝ながら聞いてたりする時もあって内容の入り方もまちまちだとは思います。
見たか覚えていない動画もあるでしょう。
ただまぁ、本当に極端な言い方をすれば0.15世紀毎日見てきた実況です。(西美濃名義になったのは2015年あたりからですが)
思い入れが無いわけがない。
家族の次に聞いた声と言っても過言じゃないです。
そんなこんなあって、なんというか非常に失礼ながらも、いや本当に失礼なんですが文章化するとなんかちょっと知っている友人……知人?みたいな感覚なんですよね。
顔も名前も知らないんですが、知ってる人がゲームをやっているのを後ろから見ているような、そんな感じで16年過ごしてきました。
そのせいか、なんか古い動画を見るとこちらが恥ずかしくなったりする謎現象に見舞われたりする異常ファン、そのぐらいの感覚でこの文章をしたためています。
うん、異常ファンですね。
・西美濃八十八人衆 ピアノコンサートに向けたクソ雑魚小市民の葛藤
で、その西美濃がピアノコンサートを行う。
若干意味が解らないというか、解るように言えば実況したゲーム音楽を集めたピアコンが開かれるという感じ。
現地行きに関してはそうそうに諦めていたこともあり、配信があるという事でそれは喜んでみよう、と思っていたのですが、あ、意外と高い。
ほんと笑っちゃうんですが、結構な期間お値段が割と高いという理由で悩み予算認可のためになんとか自分を説得して最終的に予算が通り視聴に至りました。
お前ほんとに異常ファンなんか。
まぁ、別にそんなに理由は聞きたくは無いでしょうがここではこれがメインコンテンツの一部なのでその理由を書きます。
一つに実況でプレイしたゲームの中で音楽が好きなタイプのゲームのラインナップがあまりなかったことがあります。
あくまでもピアコン、音楽を聴くことが目的ですし、なら好きな曲を聴くためにお金を使いたい。
特に今でも年中サントラで聞いてるヴァルハラや、デジタルサントラをCDRに焼いて時折音が飛ぶさまもまたグリッチっぽいなと楽しんでるインスクリプション、思い入れの強いパラノマサイト。事前に含めないとは言っていたがゆめにっきが良いならこちらも良いだろう街、天地創造などなどいにしえのコンテンツたち。
もちろん、ゲーム実況音楽なので権利的にそりゃ無理だよって音楽も上記含めてかなりあります、結果的に比較的インディーズよりなラインナップですしそういう理由はあるんですが、やっぱりねぇ。
このゲームの音楽が好き!ってところが割と落ちていたのが少し興味を失う一因であったのは間違いないです。
二つ目に、あくまで配信だったこと、現地でならね音響も良いだろうし、感じ方なんてもう全然違う経験になるだろうし良いんですが、あくまでも配信、映画一本と考えてもちょっと割高だし、使うのは安物のイアホンでは……という気持ちになる。
三つ目にファミレスをまだ享受していなかったこと、グノーシアで後悔したことがあって、これゲームやってから見るべきだったなって言う、そういう。
そんなこともあって自分が好きそうなゲームは取り置く動きを最近はしていてファミレスについてはまだ享受できていなかったんですよね。
そして最後に、これが最大の理由ですが好きなコンテンツで、「思ったより微妙だったな~」って後悔をしたくなかった。
正直興味があんまり無い物だったら、まぁこりゃ外れだったなで良いんですが、好きなものでそれなりのお金を使って微妙だった、って経験をしたくない。
色々と思ったより楽しめないかもなぁ、という不安要素があったからこそ最終的にそういう感想を抱くことが想像できて、踏み込めなかった部分が大きいです。
正直今回は見送りかなぁ、と思っていたのですが、何故反転攻勢見ることにしたのかと言うとこちらの動画。
実に単純ですが、あれ、これは見ないとマズいのではないか?
と言う気持ちが湧いてきまして、急いで掛け合い予算を認可したわけです。
この文章を急いで書いている事にも関係しますが、オンライン配信が今月中までで終わってしまうので……。
最終的にはなんかピアコンはともかくにして知人の晴れ舞台を見に行くみたいな異常ファンならではの理由を立ててピアコンオンラインチケットを購入するのでした。
・で、ピアコンはどうだったのか。
結論から言えば杞憂だった、と言うのは少し違うんですが楽しい内容でした。
ただ音楽が良いゲームという目線で見ていなかったゲームが結構多かったんで割とどこがどの音楽か解らない……。
となりながら見ていた部分があるのは恥ずかしながら事実でそんな時はこちらを使いましょう。
同時視聴では曲目もちゃんと表示されて便利。
西美濃八十八人衆も4人になります。
ゆめにっきはもちろん大好きです。
to the Moonはやっぱり音楽を聴くと、ああこの曲だこの曲だ!と思い出す、思い出すんですがゲーム内容を思ったより忘れている……また見直そうか。
やたら寿司関係の音楽が多いのはなぜ。
ドキドキ文芸部はやっぱり大好きなので色々思い出します。メインコンテンツ(モニカ空間)にこれと言った音楽が無いのが悔やまれる。
グノーシアもぶっちゃけエンディングってちょっとどんなだったっけとなったんですが、なんかすごい良かった。
バンバード連弾もよかった。
がっ怖もいいですよね。
ああでも、やっぱり細部が解らなくてやっぱりこれとは別にこの原曲メドレーが欲しくなる。
この曲はこの曲でと当てはめたり確認作業をしながら聞くのも結構面白い部分があり、これはまたこれでオンラインの楽しみ方よね、となる。
なんだ結局楽しいんじゃないか。
そもそも奏者の方の技術が確かなので、曲が解らずとも物は良いのです。
曲が解るところはさらに良く、思い入れがあればなお高まる。
事前に感想会議で聞いていたので知っていたのですが、俺屍のバンドも勿論良き、フリースタイルコンサート過ぎる。
さてピアノの音楽からゲームを思い出したりで泣いたという事も結構耳にしたんですが、私は泣きはしなかったものの、一番感情的になった場面がありました。
それはなんと、呉のテーマです。
いつもの元老院のテーマですね。
耳になれた心地よいメロディラインもそうですし、奏者の方の穏やかな様子もそうなんですが、そこにあわされる元老院MC。
稲葉氏、がみ氏の二方の声が、いつもとは違うホール特有の反響を伴いながら響いた時に何とも言えない感動を得たんですね。
私、好きな物や応援している物がデカくなる様が好きでして、今回に至ってはその経緯や道のり、続けていた工程にその変遷での苦悩や努力、その多くが見えていて見ています。もちろん見えていない部分もたくさんあり、見てない部分もたくさんあります。見えている部分だけでもすごいのに、です。
0.15世紀の道のりをともに歩んできた方々がホールの音響に声を響かせている様を感動しないはずがないじゃないですか。
継続は力なりとは好きな言葉ですが、実際のところ物事は続けるだけでは何も上手く行かず、そこには多くの研鑽と努力と、好きへのひた向きな姿勢が必要です。
異常ファンの一人として西美濃八十八人衆 ピアノコンサートの成功おめでとうございます。
今後とも末永く、日常のなんか良い何かとして、ともに歩みその声を聴ければと思います。
がんばってください。
あ、ああ~最後になんですが、万が一百万が一にでも関係者が感想漁ってこの文章読んだりしたら。いつか何年後でもいいので稲葉さんタロット占い版コーヒートークのThe Cosmic Wheel Sisterhoodを是非実況やってください~~ってメッセージを書くだけならまぁタダやろ。
メールとか送るのはなんか絶対違うし、解釈違いだし。
長く短い実況視聴者人生で実況してほしいと感じるゲームが出たことは初めての経験だったので。