着付師*小春*【小春の着付け教室】

着付師・着付講師の小春です。 埼玉県・東京都を中心に着付け教室や出張着付け、着付け師さ…

着付師*小春*【小春の着付け教室】

着付師・着付講師の小春です。 埼玉県・東京都を中心に着付け教室や出張着付け、着付け師さん向けの実践講座(対面&オンライン)を開催しています。

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最近の記事

【小春の着付教室】第80号●帯結び:半幅帯用枕

こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 半幅帯用帯枕浴衣の帯結びの練習の際に、お授業でも登場しますね。 お持ちの方もいらっしゃると思います。 お持ちの方はお使いになっていますか? 半幅帯の蝶々結びを上手にできる方は良いのですが、仕上がり後、時間とともに、どんどん背から離れてしまって・・・と、不安な方には最適な帯枕となりますね。 枕の上部には、蝶々やお文庫などの羽根を、ずれてしまわないようにマジックテープや紐で結びしっか

    • 【小春の着付教室】第79号●帯結び:クリップ

      こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 着付けクリップ着付師の必需品のクリップ。 着付けの際に、長襦袢と着物の衿を合わせる際、ずれてしまわないようこの着付けクリップで留めておきます。 呉服展示会などでも、お衿(美容衿)とクリップは、鏡の場所に置いてあるでしょう。 また販売員さんのお着物姿にも、帯にクリップが止めてありますよね。 このクリップ、他にも使い道が沢山あるのです(*^^*) とっても優れもの。 着物でお出かけの

      • 【小春の着付教室】第78号●帯結び:帯止め具

        こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 帯止め具帯結びを楽にする便利小物です。 形も様々ですし、用途にも違いがあります。 目的によって使用する止め具も違ってきますので、じっくり検討してみましょう。 もしかしたら、ご自宅に同じような止め具があるかも知れません。 覚えがあるようでしたら、探し出してみましょう。今後の着付けにおいてお役立ち着付け小物に変身してくれるかもしれません。 どのように使用するのかご存知でなければ、説明

        • 【小春の着付教室】第77号●帯結び:改良枕

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 改良枕着付け学院では、初めの頃にこの「改良枕(かいりょうまくら)」でのお授業が入ると思います。改良枕の使用方法を習ったことのある方は、記憶にありますでしょうか? 改良枕を使用することで帯結びを簡単にしてくれる便利小物のひとつですね。 一般的な帯結びのように後ろで帯結んだり整えたりをしなくて済みますので、とても楽な流れとなります。 ただ、改良枕ですと予めセットしておく必要があります

        【小春の着付教室】第80号●帯結び:半幅帯用枕

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        • 着物の着付け●こだわりの自装
          80本
        • 【着付師】振袖用創作帯結び手順動画
          7本
        • 【着付師】両面テープ使用の半衿つけ方法
          0本

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          【小春の着付教室】第76号●帯結び:お太鼓用枕

          こんにちは。着付師・着付講師の 小春です(^^) 本日もよろしくお願いいたします。 帯枕について帯枕にも種類がありますね。 一般的な帯枕は、お太鼓結び用のお太鼓枕(おたいこまくら)です。 今日はお太鼓枕についてお伝えいたします。 お使いのお太鼓枕は、どのような感じの枕でしょうか。 ソフトタイプ ウレタンタイプ スチロールタイプ 麻素材 ヘチマ など。 また、ガーゼ付きタイプや柄の可愛らしい帯枕も素敵ですね。 新しく購入された方、ご家族の方がお使いになっていた

          【小春の着付教室】第76号●帯結び:お太鼓用枕

          【小春の着付教室】第75号●帯結び:帯板

          こんにちは。着付師・着付講師の 小春です(^^) 本日もよろしくお願いいたします。 帯板について帯板は帯結びをピシッと決めるために使用します。 帯板を使わずに帯を巻いた場合ですと、前姿は必ず帯がシワシワ~となってしまいます。 振袖の帯結びの場合には、後ろ板(うしろいた)も使用しますね。 お太鼓系(おたいこ・けい)の帯結びには使用しませんが、後ろでも胴に巻く帯が目立つ立て矢系(たてや・けい)、お文庫系(おぶんこ・けい)などは、必ず帯板の前板(まえいた)と後ろ板を使用します。

          【小春の着付教室】第75号●帯結び:帯板

          【小春の着付教室】第74号●帯結び:はじめに

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 今回より帯結びに入ります(^_-)-☆ 帯についても、大変奥が深いの。 長~くなると思いますが、よろしくお願いいたします。 まずはじめに(^^)帯結びに入る前に、まずは必要な着付け小物は揃っていますでしょうか? 順番に確認して参りましょうね。 帯結びに入りますと、着物と帯の合わせ方「格」や「コーディネートのセンス」など疑問に思い始めることが更に出てきます。 初めのころは、全く気

          【小春の着付教室】第74号●帯結び:はじめに

          【小春の着付教室】第73号●着物:最終確認

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 裾丈着物の着始めに腰紐をかけていますので、着物を着上げる頃には裾が下がってしまっていることもあります。 着物を着上げた際には、まず裾丈を確認しましょう。 その際に、下前もチェック(*^^*) 下前が下がっていることも考えられまので、忘れずに確認をしてみましょうね。裾窄まりの美しい着姿に致しましょう。 ここで、下がってしまってことに気付かれました方は、腰紐の締め方が緩いということに

          【小春の着付教室】第73号●着物:最終確認

          【小春の着付教室】第72号●着物:衿合わせ(5)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 衿の確認伊達締めまで終えますと、ひと息つけますね(*^^*) お疲れ様でした。 落ち着きましたら、ふたたび衿元を確認してみましょう。 いかがでしょうか? 左右対称になっていますか? 半衿の幅(出し方)はイメージ通りでしょうか? 衿が開き過ぎてはいないでしょうか? 衿幅はいかがでしょうか? 掛け衿にヨレやたるみはありませんか? 衿の合わせ方は、年齢にふさわしいでしょうか?

          【小春の着付教室】第72号●着物:衿合わせ(5)

          【小春の着付教室】第71号●着物:衿合わせ(4)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 留め具付き伊達締め前回はコーリンベルトでお伝えしましたが、コーリンベルトの流れを留め具付き伊達締め(サッシュ)でされる方もいらっしゃいますね。 お使いになったことはありますでしょうか? 留め具付き伊達締めも、コーリンベルトと同じく、留め具を留めてから次の作業に入ります。留め具の使用の目的は一緒です。 留め具付き伊達締めは、左右の衿をそれぞれに留めた後、ふたたび衿を確認して伊達締めの

          【小春の着付教室】第71号●着物:衿合わせ(4)

          【小春の着付教室】第70号●着物:衿合わせ(3)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 前回の続きで、背中心が決まり後ろの衿がピッタリ合った状態からお伝え致しますね。 まずは後ろの衿の確認背中心が決まり、後ろの衿が決まると、次に下前側を決めますが、その前にちょっとだけ確認します。 後ろの衿ですが、着物の衿から長襦袢の半衿が出ていませんか? 長襦袢の衿が見えているようでしたら数ミリ控えまして、着物の衿からは見えないように整えます。 耳たぶから後ろは、この時点で完璧にし

          【小春の着付教室】第70号●着物:衿合わせ(3)

          【小春の着付教室】第69号●着物:衿合わせ(2)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 左右対称の衿合わせにするために前回お伝えしましたとおり、一番難しいのが左右対称にすることです。 衿元を決める際、初めに必ずすることがありますね。 左右の掛け衿をそれぞれ3分の1ずつ折り、片手に持ちます そして、もう片方の手は背中心を持ち 前後に少しずつずらしながら背中心を体の中心に決めます この時、掛け衿を持っている手が身体の中心にあること、手にしている背中心の縫い線も身体の

          【小春の着付教室】第69号●着物:衿合わせ(2)

          【小春の着付教室】第68号●着物:衿合わせ(1)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 前回までのおはしょりについては、いかがでしたでしょうか? メールマガジンでお伝えしていた頃には、多くの方より悩んでいた部分が解決できました!と嬉しいメールを頂いていました。 もし、まだ解決できない部分がありましたら、もう一度お読みになってみてくださいませね。 繰り返しお読み頂くことで得られる気付きもあります(*^^*) さて、今回からしばらくの間は、衿合わせについてお伝えして参りま

          【小春の着付教室】第68号●着物:衿合わせ(1)

          【小春の着付教室】第67号●着物:おはしょり(8)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 おはしょりの仕上げおはしょりの仕上げは、今までの流れをひとつひとつ丁寧に整えて来られた方でしたら、ここですることは何も無いでしょう(*^^*) 全体の確認をしましてから次へ進みましょう。 何か気になるところがある場合には、その部分の処理方法をしっかりチェック。ご自分で処理しやすい方法を見つけましょう。 仕上がりのおはしょりチェック項目おはしょりのチェック項目は、ご自分に必要なチェ

          【小春の着付教室】第67号●着物:おはしょり(8)

          【小春の着付教室】第66号●着物:おはしょり(7)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 補整の確認をおはしょりを綺麗に整えるには、技術はもちろん大切ですが、補整も大きく関わってきます。 ウエストとヒップの差があれば、当然シワが出やすくなりますものね。ここの補整の足りなさは、腰紐を掛けたときに出るシワを基準にすることが出来ます。 腰紐を掛けた後、ウエストがキュッと締り腰回りが張っているようですと補整が足りていないことが分かります。腰のみの補整が足りないのか、ウエスト全

          【小春の着付教室】第66号●着物:おはしょり(7)

          【小春の着付教室】第65号●着物:おはしょり(6)

          こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*) 本日もよろしくお願いいたします。 おはしょりの右側左脇は内側のおはしょりの整えが大切ですし、右側は表から見えてしまう場所も含みますので手を抜けないところです。 どちらも丁寧に仕上げたいですね。 右側の処理は、左側同様下前の処理方法で、美しさに違いが出てきます。 コツがわかれば、右脇がモコモコしてしまうなんてことはなくなります。 ぜひ、コツをつかんでくださいませね ここでも、やっぱり「折り紙」もう(^^;) またで

          【小春の着付教室】第65号●着物:おはしょり(6)