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この社説が気になる(2024.11.7)

今日の気になる社説
米国の大統領選挙が行われ、トランプ氏が当選を確実にした。
各紙これに言及した社説1本のみの掲載となった

アメリカを再び強くする、を合言葉に展開した選挙戦。そこから、自国第一主義が強くなることへの懸念と、アメリカ国内の分断を憂慮する文章で各紙埋められている。

米国の新たな政権に対して、同盟国の日本がどうつながっていくか。そこに動いていくこの国の政権の基盤が固まっていないことが、一番憂慮すべきことかもしれない。

[抜粋]国際秩序を下支えする役回りを米国に期待しにくくなったいま、西側諸国は世界の安定にさらに尽力する必要がある。それは民主主義の退潮に歯止めをかけることにもつながる。↓

[抜粋]米国の利益だけでなく、世界の平和と安定を主導してこそ偉大と言える。トランプ氏がその意味で、偉大さを取り戻すという約束を果たすことを期待したい。↓

[抜粋]「米国を再び偉大に」「米国第一主義」などのスローガンを掲げた。インフレ(物価上昇)や不法移民の問題で民主党候補のハリス副大統領を批判し、有権者の支持を集めた。暗殺未遂を乗り越えた「強さ」も支持されたのだろう。↓

[抜粋]自国優先の外交に呼応してポピュリズム(大衆迎合主義)が欧州などに拡散する恐れもある。民主主義国家が先細れば、専制的な中国やロシアを利するだけだろう。↓

[抜粋]日本は、あらゆる多国間枠組みと二国間協議を駆使して紛争を防ぐ秩序づくりを主導するべきだ。孤立思考から脱し、地球規模の課題に協調して対処することこそが、米国と世界の利益につながる。トランプ次期政権に対し、そう説得する必要がある。↓


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