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この社説が気になる(2024.9.28)

今日の気になる社説
9月12日から続いていた自民党総裁選が、きのう投票を迎え、決戦投票の末石破茂氏が新総裁となった。

社説は各紙ともこの話題で、2本分の字数を割いている。

自民党の総裁であり、次の臨時国会で首相に指名されることが確実な石破氏。党の運営だけではなく国の運営に対する各紙の注文が展開されている。

その中で、政治とカネに絡んだ問題など、信頼回復を果たすべきと各紙が触れている。そこへの字数の割き方に各紙の違いが出ている。

政府・自民党に求めるものの各紙による違いを読み比べていきたい。
政治に関する言及での思考の軸であるから。

[抜粋]与党内では早期の衆院解散・総選挙が想定されている。立憲民主党や公明党でも党首交代が決まった。次の臨時国会は衆参両院の代表質問だけでなく、党首討論や予算委員会の質疑を経たうえで有権者の審判を仰ぐのが筋だろう。↓

[抜粋]これまで党内で野党的な発言を続けてきた石破氏が政権を担う。自民党の新時代を築けるか、見識と力量が試されることになる。↓

[抜粋]石破氏と自民に求めたいのは保守の精神を尊重、堅持することだ。自民は党綱領で「日本らしい日本の確立」をうたい、自らを「保守政党」と位置付けている。この基本線から外れるべきではない。↓

[抜粋]何よりも「政治とカネ」の問題を清算することが求められる。身内の論理に従うのではなく、幅広く国民の声に耳を傾け、改革を進める責任がある。↓

[抜粋]石破氏はきのうの会見で、民主党政権下で自民党が下野していた3年3カ月を忘れてはならないと強調。当時、綱領にうたった「原点に返る」と述べた。それは、自由闊達(かったつ)に真実を語り、国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させるというものだ。↓


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