良い所 見出すのが難しい? それとも敢えて見ないようにしている?

ニュースでよく出てくる「批判」という言葉。
主に政治にかかわる話題での登場が多いだろうか。

そもそも、「批判」の意味するところは何だろう?
手元の国語辞典には、こう記されていた。
「良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定すること」

翻って、ニュースで出てくる批判はどうか?
取り上げられているのは、悪いことばかり。

しかも、タイミングや内容を考えると「え、今それを言う?」と言いたくなるものも少なくない。

批判というより、単なる文句か悪口か、と言いたくもなる。

そういえば、「功罪」という言葉が使われるときも、焦点が当たっているのは「功」ではなく「罪」の方。

それだけ、物事の良い所を見つけるのは難しいのか。
単に対立軸を明確にするために、あえて良い所への視点を閉ざしているのか。

良い所に積極的に目を向けるたの反面教師、と理解することにしよう。
まさに「我以外皆我師」である。

いいなと思ったら応援しよう!