セリーヌ・ディオンの歌声が響いた夜 〜Parisオリンピック開会式に思う〜
朝の静けさを破るように、録画したParisオリンピックの開会式を再生しました。
セーヌ川がステージとなり、船で選手たちが入場するシーン。
雨の中、笑顔を浮かべた選手たちが、揺れる船の上で手を振る姿は、まるで映画のワンシーンのようで、心が揺さぶられたのは私だけでしょうか?
期待を遥かに超える演出に、息を飲んみました。
Parisという都市の名にふさわしい華やかさとエレガンスが、画面を通して伝わってきます。
その中でも、私の心を深く打ったのはセリーヌ・ディオンの歌声。
彼女の「愛の讃歌」が響くと、20代の頃に友達と観に行った「タイタニック」の主題歌が蘇り、当時の感動が一気に胸に広がりました。
年月を経て、私も彼女も歳を重ねました。
彼女は病気や夫との死別という困難を乗り越え、今もなお歌い続けている。
私の人生の時計も、彼女の時計も、同じリズムで進み、こうして再び交差した昨日。
涙が止まりません。
私の最期の最期、願わくばこの「愛の讃歌」を聴きながら、夫に抱きしめられてさようならを言いたいと、心から思いました😁
この妄想が現実になるかどうかはわかりませんが、
でも、このオリンピックを通じて、若い世代のエネルギーと躍動感に触れ、今の自分を大切に生きる勇気をもらえる気がします。
50代になり、体は少しずつ動かなくなってきたけれど、この夏はスポーツの祭典を心から楽しみたい。
そう思えたのは、Parisオリンピックの開会式がもたらした感動があったからこそ。
睡眠不足の日が続きそうです😊